2020-01-01から1年間の記事一覧

赤飯を炊く

昨夜、とても久しぶりに赤飯を炊いた。10年以上前に一度炊いたこともあるように思うが、記憶が鮮明ではない。25年以上も前のこと、大学生の時にも赤飯を炊いたことがある。この時のことは、赤飯を炊くのが初めてだったこともあったので、この時のことはちゃ…

秋の匂い

近所の金木犀の花が満開だ。 甘い香りを振りまき、秋が深まってきたことを感じる。日曜日の午後、金木犀の香りを楽しみたくて、近所の公園に立ち寄った。 小さな頃は散った金木犀の花をフィルムケースに集めて、部屋の中でも金木犀の匂いがすることを喜んだ…

半ズボンの季節

半ズボンが好きで、4月から10月くらいの間は穿いている。一年の半分と少しは半ズボンで過ごしている。 雨の降る休みの昼、半ズボンで出掛けてみると、もう半ズボンの季節が終わったことを感じさせられた。寒くてどうしようもない…と言うようなことでは無いの…

ある作曲家の死

数日前のことだけど、筒美京平が亡くなった。 まずは御冥福を祈ります。 数日前には各局がニュースで大きく取り上げていたし、ウェブでも関連の話題が多く見られる。そして、これからしばらくは追悼番組も度々放送されるのだろう。偉大な作曲家で、皆に愛さ…

鮎を食べる

秋になると、実家から鮎をおくってもらう。家族が釣ったものではない。実家の近くという訳でも無いが、そんなに遠くもないところに高津川という川が流れている。そこで買ってきたものを送ってもらうのだ。その高津川は清流として名高い川で、いつぞやは全国…

燻製を作る③

燻製を作り始めたのは一昨日のことだ。一昨日から初めて燻製作りに挑戦したと言う訳でなく「今現在作っている燻製を燻し始めたのが一昨日」ということである。燻すまでに肉を塩漬けにして熟成させる過程があるが、僕はここに多分3週間くらいの時間をかけてい…

燻製を作る②

さて、燻製についての追記である。現在、夜中の24時。 手製の燻煙ダンボール箱で燻製を始めてから2時間くらいは経つのだろうか?人がマイルスを聴きながらウイスキーを飲んでいる間にも、薰剤はもくもくと煙をあげて、近隣の人には迷惑をかけない程度に燻製…

燻製を作る

燻製を作るようになって何年だろうか?学生の頃に、時には友達の車に乗せてもらって山間の清流などに出掛けて燻製を作っていたように覚えているし、下宿のベランダに自作工作のダンボール箱のスモーカーを置いて作っていたことも覚えている。思い返すと15年…

一年前の出来事

スマホで撮っていた写真を、スマホが「一年前の今頃の写真ですよ」と紹介してくれたりする。 丁度一年前の10/6には僕は刺身をいただいていたようだ。 そして2年前には大根と牛筋とたまごを炊いていたようだ。 いずれの出来事もこの写真一枚で思い出せるほど…

黒澤明の食事

クロサワ映画を初めて見たのはいつだろうか?テレビで「生きる」をやっているのを小学校高学年くらいのときに断片的に見た気がする。その後、大学生のときには黒澤映画に登場する三船敏郎の無頼な雰囲気にしびれあげていたりした。三十郎だったり四十郎だっ…

秋の喜び

すっかりと秋だ。 この時期になると楽しみにすることが多い。そのうちの一つが新米を食べることだ。今日、田舎から新米が届いた。 僕の実家は田舎にあるだけで農家ではないのだが、親類の作る米を毎年いただいている。多くの米を食べ比べている訳ではないが…

月を見る

一昨日自宅で見た月。仕事がバタバタしていたので、優雅な月見酒というわけではなかったが、小一時間、月を見ながらのベランダで酒を楽しんだ。外に出かければ金木犀も咲いている頃だろうか。 空気は徐々に冷たく引き締まっていき、装いもだんだんと暖かなも…

本日より10月

月の名に因んだ名曲の多い9月もあっという間に終わり、今日から10月である。月と言っても「Moon」ではなく「Month」の方の「月」のことだ。神無月、そしてオクトーバー。 神様が長期出張で不在にする間はビールを飲んで楽しくすごそう!という月間だ。 勤務…

糠床の非行記録

先日、我が家の糠床がグレたことを書いた。 本日はその続報である。漬け込んだものに良くない香りが付き、糠漬けとしての魅力を全く付加することのできなくなっていた糠床も、親子共々のリハビリにより随分と立ち直った。少なくとも嫌な匂いが消えたので、漬…

鮭を食べながら酒を飲んで…

数日前に秋鮭が安くに売られていたので買ってきた。とても安くに売られていたので「これこそ旬の恵みだ!」とばかりに買っては来たものの、こいつがそんなに美味しくもないことは経験的に分かっていた。切身を買ってきたので一片は塩をかけて数時間置いてか…

「いい氷」と「いい水」

常日頃、日常的に酒を飲むのだけど、安物の香りもしないウイスキーをソーダ水で割って飲んでいる。「慣れ」というのは凄いもので、この酒が一番美味いと思っている。…嘘だけど。…正しく言うと「贅沢になると良くないから、この酒が一番美味いのだと思うよう…

夏の間にグレるということ

開放的な夏休みを過ごして、地方都市のオニイちゃんやオネエちゃんがグレてしまう…なんてことを、僕が青少年の頃にはよく聞いた。僕自身は子供の頃に特にグレてしまったというような記憶もないし、身の回りにそんなにグレた奴もいなかったと思う。しかし、一…

高知について③

引き続き高知のことを書く。青春18切符を使って、宇和島からの列車で四万十川を眺めながら高知入りした。四万十川の美しさを学生の頃にテレビで見て、いつか行きたいと思っていたが、その「いつか」は20数年後のことになるとは思っていなかった。まぁ、の時…

高知について②

思い出深い「高知について」の続きである。夏に訪れた高知で美味しかったもの。 トマトをはじめとする夏野菜。 鰹の塩たたき。 地元の刺身(チイキ呼ばれるタイのようなもの)。 そして土佐鶴。梅雨明けを待ちに待って「夏気分全開」というタイミングで高知入…

高知について

今日はこの夏、旅に出掛けた高知のことを書く。これまで行きたいと思っていた高知に、46歳にして初めて訪れることが出来た。青春18切符を利用しての「のんびりぶらり旅」で、松山から高知を目指した。松山から南下し、宇和島から四万十川に沿って太平洋側に…

続 季節の変わり目

数日前に「夏から秋に変わるときの気候の不快さ」を書いたのだけど、日本に伝わる的確な言い回しのことを忘れていた。暑さ寒さも彼岸まで。秋のお彼岸を控えた今、残暑があるのは普通のことなのだった。ついつい秋の到来を待ちきれない気持ちが、今の残暑に…

季節の変わり目

8月に入ると同時に夏休みをとった。楽しいバケーションだったが、それから勤務先でリモートワークが推奨されるようになった。リモートワークでの作業効率の低下は明白だった。作業効率の低下というより、部署の仕事に向き合うクオリティの低下という方が正し…

女子力とか人間力とか

久しぶりにブログを書く。 それなりに忙しく過ごしていたが、別にブログを書けない程の忙しさでもなかった。なんとはなしに書きたいことがなかったのだ。 さて、今日は「女子力」という言葉について考えたことを書く。料理という行動が好きで、材料の買い出…

DIYで散髪すること

https://datetaira.hatenablog.com/entry/2020/04/09/003225過去の記事にも書いたのだけど、散髪は自分自身で行っている。髪を切ることはともかく、おっさんになってくると白髪が気に掛かる。もみあげの白髪は毛抜で抜いていたのだけど、このところ、その量…

エンジョイDIY

DIYが好きだ。この言葉には大人になるまで馴染みがなく、25歳くらいになってから知った言葉だ。言葉の通り「Do It Yourself」で言うなら、一般に比べると僕は相当に自分自身でやっていることが多い。広義のDIYの日曜大工から、日々の食事も自分で作ることが…

秋の始まり

お盆も終わった。梅雨が明けてから、毎日毎日ギラギラに陽が照りつけていたのだが、昨日の夜には結構激しく雨が降った。夕立のような一過性のものだったのだけど、長い間、強い日差しに照り付けられて乾燥しきっていたアスファルトからの「雨水が染み込むと…

お盆

盆の入である。 盆とはそもそも仏教儀式だから、仏を信じない人には関係もないことだけど、日本では会社が休みになったり、盆と正月は…なんて言葉が生活の中でも生きていたりして、その存在感は割と大きい。基督を信じなくても、鶏肉を食べて幸せな気持ちに…

夏になると考えること

先日、8/6は旅先である福山で朝を迎えた。 朝から分不相応に豪華なホテルの部屋でTVをつけ、平和行事の様子を見た。そして今日は長崎に原子爆弾が落ちた日。この2日、そして終戦となった8/15にはテレビでも戦争の特集を放送するし、戦争について考える機会と…

夏の漬物②

夏の漬物たちが健やかに育っている。 あたかも我が子のような書き方だけど、実際にその成長ぶりが気に掛かるし、楽しみである。 一昨日、漬け込んだ柴漬けはあっという間に水があがった。写真は昨日の朝のものだから、一晩もあれば驚くほどに水が出てくる。…

地域性と利便性②

先日、旅行の際に松山にいたときに書いたことの続きである。地方の町から、その町特有の昔からあった個人経営の店がなくなっていく。このことはとても悲しい…という意見を書いた。これに対して誰かから反論があったとかではないけど、僕自身が反論のように思…