漬物

梅雨のような休日

先週の土日は市民楽団のライブで忙しく過ごしていたので、新鮮な野菜の買い出しには出掛けていない。昨日の夜から雨が降っていて、明け方には止んだようだ。今日は一日雨が降り続けるものだと思っていたので、朝のうちに野菜を買ってくることにした。 4月か…

続 シナチク作り

シナチク作りの続きを記す。僕は「竹を発酵加工してラーメンとかに乗せて食べるもの」をシナチクと呼ぶ。そのほうがなんだか中華エキゾチックで美味しいもののように感じるからだ。正しいのかどうか疑問に思うが、広義では「シナチクと称さずにメンマと言い…

モノホンのシナチク作り

もう二週間も前のことだが、シナチク作りを行った。このブログに書いた「筍をつかったもの」ではなく、竹を採ってきて作った本格仕様のものだ。筍を用いた偽物のシナチクを作っている間に、その製法が本来の作り方とは間違っていた事に気が付いた。やはりち…

第一弾のシナチク作りについて

先週、かれこれ10日ばかり前になるがシナチク作りを始めた。これは製法を大きく間違っていた事に気が付いた為、早々に正しい作り方のものを第二弾として仕込んだので、急遽開発援助を止められた「幻の第一弾シナチク」ということになる。シナチクの材料は「…

漬物作りも酣

酣(たけなわ)という言葉を書きたくてこの記事を書くところもあるが、今日は漬物作りに勤しんだ一日だった。この前の記事に書いたシナチクのことは、また別稿に詳しく記したい。今日は本格的なシナチクも仕込んでみたのだが、その他にも辣韮を漬けた。先日、2…

シナチク作りに挑む

去年の夏前くらいのことだが、その頃の僕は自作の中華蕎麦を人に振る舞うのが好きだった。これは「今では嫌いになった」という訳ではないのだが、この半年くらいは中華そばを振る舞うことも滅多にない。その当時、「この中華そばに美味しいシナチクが乗って…

雨の休日

「雨の休日」というタイトルでこのブログを過去にも数度書いたことがあるように思う。この週末は曇りだと思っていて、気持ちの良い初夏の気候など端から期待していなかったのだが、朝から雨が降っていた。ゴールデンウイークに農協に出掛けてから数週間、僕…

2022年 冬の漬物

僕の生活において漬物を漬けて食べるという行為は大きな地位を占める。だからと言って、何をさておいても漬物作りを優先することなど無いし、食卓に漬物が無いと絶対に駄目なんてことはない。ここ最近で言うと、娘との勉強や息子の生活準備やラッパの練習の…

21年から22年にかけての漬物

昨年の秋も「冬に食べよう」と思う漬物を仕込んだ。具体的には「蕪」「山葵」「白菜」という僕にとっての冬の漬物御三家である。そう言えば、あと「沢庵」も漬けたのだった。これは忘れかけていた。 蕪については、たしか11月の初旬に漬けたのだけど、今年は…

沢庵の感想

しばらく前から漬けていた沢庵の感想である。八百屋で安くに買い求めてきた大根を2週間ばかりベランダに出し、干し大根にしたうえで、塩と糠だけを加えて漬物器でプレスして漬け込んだ沢庵である。沢庵漬けの美味さというと「甘み」と「歯応え」なのだろうか…

昼食を振る舞う

転職して会うこともなくなっていた後輩が遊びに来るというので昼食を振る舞う。何かリクエストがあるか尋ねたところ「野菜を食べたい」とのこと。全く持って簡単なことだ。これから支度する予定の献立を記しておく。■白菜の漬物 ■沢庵漬 ■青柴漬と蕪の漬物 ■…

冬の作業

朝から日差しが暖かく初冬の気持ちいい空気の中、白菜を買いに出掛けた。 しっかりとした大振りの白菜が一玉150円。きっと仕入れられてから日にちの経ったものだろうけど漬物にするには関係ない。新鮮なものを買ってきたって、処理をせずに転がしておいて、…

沢庵を漬ける

普段から漬物を漬けるし、出来上がった漬物に囲まれる食生活を送っている。季節を感じるうえで、その時期の旬のものを食べることも大きなことなのだけど、四季折々の漬物を漬けることも僕にとっては大きな意味を持つ年中行事だ。 漬け込む野菜をどれだけ安価…

夏の漬物

この夏から紫蘇をプランター栽培するようになったことも作用しているのだけど、このところ「青柴漬」を本当によく食べている。 休日が来ると朝から農協に出掛けて、良質かつ安価な胡瓜や生姜や茗荷を買って来て、青紫蘇と一緒に漬け込むのである。胡瓜のパリ…

梅干作りの仕上げ

今年は梅雨が明けるのが早かったので、7月のうちに梅を干す作業は終えている。梅についてはあとは時間の経過が熟成を促すので待っておくだけだ。しかし、梅干の副産物として「ゆかり」を作るのも楽しみにしていた。 昨年の梅干作りの際に作ったゆかりはあっ…

新たな漬物

梅雨が明け、夏全開となってくると、漬物作りが一層楽しくなってくる。梅雨明け初日から干し始めた梅も、天候のおかげで順調に熟成を続けていて、既に第2グループを干している。(この記事を書き始めたのは7月20日頃だったので、梅も第2グループだったのだ。…

今年の梅干し 中間総括

梅雨が明けて一週間になる。梅雨明け以来、本当に夏らしいいい天気が続いていて、夜眠るときも毎日エアコンをつけている。梅雨明けのその日から干し始めた梅も順調に梅漬けから梅干へと成長している。この梅干しが、酸味と塩味が馴染み始めてある程度美味し…

胡瓜の芥子漬け

漬物を漬けて食べることが、僕の日常において結構大きな部分を占めることは改めて説明する必要もないだろう。思うところあって、今年の初夏は辣韮を漬けなかったのだけど、糠漬を食べたり、古漬けを覚弥和えにして食べたりしている。そんな中、思い立って胡…

かくやのこうこ

知らない人は知らないだろうが、昨夜久しぶりに「かくやのこうこ」を食べたところ、そいつがとても美味しかったので、今夜も食べている。 写真は昨夜いただいた「覚弥の香こ(漢字ではこう書く)」だ。 そしてこれは今夜のもの。 そこが発祥な訳ではないのだけ…

憂鬱な夜

昨日のことだったか? 関東地区が梅雨入りしたそうだ。そのお陰(?)なのか、今日は雨の降る夜だ。 梅雨だから当たり前のことなのだが、そんな夜に帰宅して「先日意気揚々と漬け込んだ梅」の様子を見てみた。 ………やってしまった!梅の量が多いので、瓶で塩漬…

漬物で感じる季節

僕の趣味の一つが漬物作りだ。このブログにも折に触れて漬物のことを書いているし、食べている頻度も高い。趣味というよりも生活の一部だし、一部というよりももっと大きな割合を占めているのも知れない。 そうやって考えていくと、食事を作るのも趣味だし、…

桜の葉

昨日は雨の一日だったが、今日は一転して青空。 ただ、昨日の雨で地面が冷えているためなのだろうか?春の陽気と言うには少し肌寒い気候だ。 今日は朝から農協に出掛けた。 春の山菜と呼ぶようなものは蕨が少しあるくらいで、あとは野菜ばかりだった。農協か…

2021年の桜について

のどかな春の1日だった。先週から続く暖かな日、そして行楽気分を盛り上げるには抜群の青い空。いい1日だった。気候的には…。こんな日にも朝から仕事に出掛けていた。 部下が病気で倒れた為、その穴埋めで作業をこなしに出社しなくてはならなかったのだ。ブ…

2021年の漬物について

秋から冬にかけて漬けておいた漬物を食べる日が続いている。白菜と蕪の塩漬けである。いずれも冬になるとなくてはならない漬物で、クリスマスあたりから正月に一番美味しいものを食べたくなる。それに照準を合わせて、例年11月後半に漬け込むのだ。 年末から…

暮れの出来事① 御馳走宴会

先日の事だが、親しい者と忘年会を開いた。美味しいと思うものを支度するのは僕の勤めで、それらに舌鼓を打ち、皆でカードゲームをして笑って過ごす…という非の打ち所のないポジティブなパーティだ。 この夜の献立を記す。■漬物各種(紫葉漬、白菜漬、蕪の漬…

冬支度③

週を追うごとに冬が近付くのを感じる。僕の住む街は日本でも一番ではないかと思うほど気候が温暖で、ダウンジャケットなど必要にならないくらいの土地だ。そんな訳で、絶対値としては全然寒くないのだけど、前日との比較という点では随分と寒くなってきた。…

糠床の非行記録

先日、我が家の糠床がグレたことを書いた。 本日はその続報である。漬け込んだものに良くない香りが付き、糠漬けとしての魅力を全く付加することのできなくなっていた糠床も、親子共々のリハビリにより随分と立ち直った。少なくとも嫌な匂いが消えたので、漬…

夏の間にグレるということ

開放的な夏休みを過ごして、地方都市のオニイちゃんやオネエちゃんがグレてしまう…なんてことを、僕が青少年の頃にはよく聞いた。僕自身は子供の頃に特にグレてしまったというような記憶もないし、身の回りにそんなにグレた奴もいなかったと思う。しかし、一…

夏の漬物②

夏の漬物たちが健やかに育っている。 あたかも我が子のような書き方だけど、実際にその成長ぶりが気に掛かるし、楽しみである。 一昨日、漬け込んだ柴漬けはあっという間に水があがった。写真は昨日の朝のものだから、一晩もあれば驚くほどに水が出てくる。…

夏の漬物

旅から戻ってきて、終わりが見え始めた夏を謳歌すべく、夏の間にやっておくべきことをテキパキと済ましていっている。今日は柴漬けを漬け込んだ。 この数年、夏になると漬けているが、僕は柴漬けを漬物の王者と捉えている。そのままの味は勿論、他の料理の口…