食べること

ラーメン

サムネイル画像は2回続けて同じようなもの。来る日も来る日も食物のことばかり書いているが、これも僕の食い意地によるものだ。日々の生活の中では食物以外のことも勿論考えているが、ここに「毒にも薬にもならない感じ」のことを書こうと思うとやはり食物の…

好物

写真は僕の好物で、舎弟を饗した副産物のように我が家にあった「鰤の漬け」の湯漬け。 もう何度もこのブログにこれに似たような「刺身茶漬け(湯漬け)」の写真を載せたことだろうか。 刺身の良し悪しやら飯の旨さにより、僕の好物である「この料理とも言えな…

バター味の飯

「深夜食堂」という作品はドラマではなく、マンガで知った。2010年よりも数年前のことだったと思う。 当時…というかその前から、僕は「食についての漫画」が好きで(…というか食についてのエッセイやら読み物全般が好きなのだけど…)、よく読んでいた。 ビッグ…

続 春のごちそう納め

昨夜の献立。 胡瓜と人参の糠漬け、青柴漬け、トマトと紫蘇のサラダ、枝豆。 枝豆は今季の初物。例年、空豆が終わり夏らしくなってきてから枝豆を食べているように思う。梅雨の鬱陶しさから残暑が続く頃まで。7〜9月まで目一杯食べるので、9月頃には完全に飽…

春のごちそう納め

一昨日、金曜日の夕方から今日まで舎弟が遊びに来ていた。まあ、よく会う人物なのではあるが、我が子を交えて会うことが多く、子供たちにとっては親戚のおじさんよりも親戚らしい付き合いをしているおじさんである。 そんな訳で僕が沼津にやって来てからは彼…

いい胡瓜のある生活

先週のことだが良質の胡瓜を手に入れた。静岡まで出掛けることがあったのでそこの農協で買ったもの。僕の住む沼津で入手したものではない。 触れるとトゲが「痛っ!」と驚くほどに鋭い。表面は白く粉っぽくなっていて新鮮そのものだ。スーパーではまず見かけ…

焼肉に接する

今夜は焼肉を作って食べた。僕が「焼肉」と称されるものに接することはそんなに多くもない。 「肉を焼いたり炒めたもの」にならば、週のうちでも何度か接している。僕は特に肉を避けることもないし、安価な食卓を目指すうえでは「魚よりも肉のほうが安い」と…

紫蘇の収穫

沼津のウチでもベランダ菜園を楽しんでいるのだが、以前程の楽しさがない。と言ったところで、僕がプランターの作物に対して手を抜いているかと言うとそんなこともなく、よく考えると「もともとそんなに手の込んだ世話」などしていないのだった。 一重に日照…

「いい季節」の思い出

今日は朝から御殿場〜小山にかけて出掛けていた。 僕の住む沼津も全国平均では便利な町の部類に入るのかも知れないが、やはり御殿場あたり足を伸ばすと沼津よりも牧歌的な光景も増えてきて、仕事の用事での訪問ではあったが楽しい時間だった。 農村の水田や5…

同じようなものばかり食べる日々

「今日もこれ?」って、子供ならば、いや大人であっても連日同じような献立が続くならばそうなことを言うのだろう。 ではあるが、僕は今夜も昨夜も、そして数日前からもだいたい同じようなものを夕餉の菜にいただいている。 今夜の献立は「トマトのサラダ、…

豆の美味い時期に、そんなに美味くもない豆を食べる

晩春の味を楽しむ数日が続いていた。 5月は僕の中では夏と捉えるようにしていて(これは初夏なのだけど…)、夏を迎えたのに春の味覚を楽しむのもチグハグなことだな…なんて思いながらも、やはり実体験によって培われたその季節の味というものはなかなか意識を…

娘の弁当

…と、同様のタイトルの記事をこのブログに何度も書いたことがある。もう2年近く前になるが、長女の弁当を作っていた期間が3ヶ月くらいあったのだ。 気になる方は「弁当」で検索して、22年の秋から冬くらいのものを見てみて欲しい。この間の僕が長女に作った…

春の味覚ラッシュも闌で、昨夜は筍を食べた。 筍は灰汁抜きされ水煮になったものを買ってきた。4月の上旬あたりからスーパーでも見かけていたが、その頃は随分高く全くそそられるものではなかった。ようやく安価になってきたがシーズンはもう終わる。 筍は塩…

2024年の豆ごはん

先日来、僕の食卓にも春が到来した。 「春」というのは2月〜4月、菜の花や芹も初春の味だと思っているから、それなりに春を感じる食材も僕の食卓には登場していたのだから、厳密に言うと「晩春の春の味が怒涛のように押し寄せて来た」というべきかも知れない…

春の味

「春の味」なんて、同じようなタイトルで、もう何回もこのブログに思ったことを書いているのだろうと思う。敢えてそれを調べないのだけど、きっとそのはずだ。 さて、5月になったのでもう夏…というように思っているし、僕の中では「5月はれっきとした夏であ…

息子のチャーハン

ゴールデンウィークのガキどもの下宿訪問から帰ってきてからは本当に日常の生活に揉み込まれている。 仕事においてのビジネスマン感度がだんだんと戻って来ると「なんとも牧歌的だったゴールデンウィーク中の家族優先モード」みたいなものも徐々に薄れてゆく…

麺類を食べる

今回もこのブログにゴールデンウィークの出来事を記す。既に楽しい長期休暇も終わり、昨日から「本当にいつもの日常」が戻ってきた。 このゴールデンウィークは本当に楽しく過ごしたのだけど、その「楽しさ」というのは、なにも「賑やかに過ごした」とか「子…

下宿料理の定番品

5/4には末娘も「上のガキ2人の住む下宿」に合流し、兄妹3人と僕とでゴールデンウィークの終盤を楽しく過ごした。 我々が楽しく過ごすことというものは、そこらに出掛けて何かを体験することでもあるのだが、「そこらを歩いていて感じたことについての意見交…

春の味

春も終わった。一昨日からの数日が夏のような日差しが降り注いでいて気温が高くなったからそう思うのではない。5月は夏なのだ、僕の中では。初夏と言うのが一番正しい表現なのかも知れないけど。 東京には沼津から色々な食物を持ってきた。特に沼津らしいお…

娘とホルモンを食べる

連休の東京旅行の初日は、夕方に大学の授業を終えた娘と落ち合い板橋の居酒屋を目指した。 モツ焼きというものは東京らしい食物だと思うし、それにセットして飲むホッピーも東京らしい飲物だと僕は思っている。 どこかで流行ったり金儲けになりそうな食物は…

昨夜のメシ

先週の後半は会食が続いていたので自炊も疎かになっていた。ただ、これは先週末に限ったことではなくて、どうもここ最近、ちゃんとしたメシから遠ざかっていることを反省している。 年明けから過食が続いていて、酒にしてもメシにしてもどうも美味しくない。…

言いたくない辛辣なこと

タイトル「言いたくない辛辣なこと」なんて、日々の生活においては割と沢山ある。 社会で生活をしているとそんなことばかりだ。「取引先との契約終了」「提案いただいたものへのお断り」あるいは「お客からの要望に応えられずそれを断わる時」など…。 ただ、…

外で弁当を食べること

昨日の昼間、久しぶりに外で弁当を食べた。…と言っても花見に出掛けて行楽弁当を食べるような雅やかなものではなく、昼に食べようと買った弁当を駅のベンチで食べるという、ごく日常の食事の場所だけが日常ではなくなったものだった。 列車の中で弁当を食べ…

魚屋で感じる季節

沼津に越して来てから、既に半年が過ぎた。なんなら間もなく7ヶ月が過ぎようとしている。 この町にも随分と慣れてきたし、ここで日々を楽しく過ごす方法というのもそれなりに理解出来た。しかし、未だに「魚を食べる」ということにおいては満足のいくスタイ…

続 お土産とかプレゼントとか

しばらく前に書いたブログの続きを書く。 末娘が僕にくれたお土産のラーメンが幾らのものであろうとも、そしてその品が美味かろうが不味かろうが、世の中の評価がどうであろうとも僕にとってはとても嬉しい品である。 僕の記憶が確かならば「こむらさきのラ…

好きな花束

一昨日、天城で山葵を買った。この時期にしか出回らない山葵の花であり、僕が一番好きな花束だ。 沼津に来てから割と簡単に良質の山葵が手に入ることに胡座をかいてしまっていて、醤油漬けの作り方がどうもぞんざいになっていたようだ。昨夜は、初心に立ち返…

続 蕨を食べる

昨日の昼間、僕は蕨を茹でた。 蕨という食材を買うのは初めてのことだ。「買わずに摘んでいたから…」なんてトンチ小僧のようなことを言うわけでもない。蕨を買うだけでなく、蕨を料理することも初めてのことだったのだ。 子供の頃は春になるといつでも蕨が食…

蕨を食べる

昨日、出掛けた先で蕨を買った。 蕨という食品は子供の頃は山村…というかド田舎に住んでいたこともあり、春になると祖父祖母、そして父母、一家総出で蕨を摘みに出掛けてよく食べたものだ。 小さな頃は、僕がちゃんと蕨を見つけて摘み取ると祖父やら祖母が大…

伊東のマンボウ

今日の夕食には伊東やら天城やら、昨日出掛けた先で買ってきた良質な食材があるので色々と食べたかったのだが、昨夜のマンボウの残りがあるので、まずはそいつを食べることにした。 昨夜は既報の通り刺身で食べたのだけど、これはもう食べたくなかった。と言…

伊東のラーメン

昨日は下田〜稲取〜伊東のあたりを仕事で回っていたのだけど、東伊豆に「肉チャーハン」なる名物料理があるとのことで、その店まで足を運んだ。 「足を運んだ」なんて言っても移動途中に少しだけ道を逸れたところに肉チャーハンを出す「ふるさと」という店は…