睡眠について

眠ることが好きだ。
それは「今が冬で布団の中が温かくて気持ちいい」というのもあるだろう。そして個人的には、秋頃から仕事がとても忙しくて常に疲れていて、どうも体調がよくない…ということもあるだろう。

しかし、体調がしゃんとしなくなる前から、すっきりとした頭で体の内面から力が溢れるように動こうと思うと1日8時間の睡眠が必要だと思っている。夜12時に寝て朝8時に起きる。朝7時に起きるならば夜は11時に寝る計算だ。

日中の仕事がハードだったり、ストレスを抱えているともっと多くの睡眠が必要になる。ストレスを解消しようと酒を飲むとリラックス出来るのだけど、調子に乗って飲み過ぎるとこれが睡眠を侵食する。過度な飲酒で眠っても、それはアルコール麻酔が効いていて意識不明になっているだけだし、体内でアルコールを分解することに体力を消費して、疲れはとれないように思っている。

ストレスを解放するために酒を飲むことと、肉体を労ることは非常に細かなバランスのうえに成り立っているように思う。肉体疲労を取り去るためなら、睡眠時間を延長しまくることで効果は出るのだけど、「酒を飲んで翌日1日寝ていた」という怠惰さがまた後悔という名のストレスを生み出す。なかなか難しい。


今年の正月は寝正月で過ごした。
体力の回復には、何よりも睡眠が一番だと改めて感じた。その「ツケ」が今頃まわってきているように感じる。

朝は7時台には起きて活動を始める生活リズムだったのだが、朝が眠くて仕方ないのだ。夜早く眠ったところで、朝眠いものは眠い。

昨日なんて、6時半に目覚まし時計で一度目を覚まし、ほぼ眠ったまま目覚まし時計を止めて、もう一度眠って目を覚ましたら8時半過ぎだった。この間の2時間は相当に深い眠りの谷に落ちていたように思う。本当に「深い谷に落ちる」ような眠りだった。底の見えないところへスポッと落ちて叫び声すらかき消されるくらいの地割れに滑落した感じ。

朝の7時台は深夜だ!と断言出来てしまうほどの生活リズムの乱れである。


それにしても、朝眠くて目が覚めなくなる習慣にはどうして簡単に陥るのだろう?数日たっぷり眠る生活をしていただけだし、睡眠の総量は決して減っていない。肉体面では、人は本能的に「朝、目を覚まして起きること」を拒んでいるのではないかと思う程だ。

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