1月は逝った

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小学校高学年の時に全校集会で校長先生が「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」との古典的名言をのたまったことを30年以上経った今でも覚えている。

相手は小学生である。1日は短く、1年は長い。毎日何をして遊ぶかワクワクしている小学生の僕には何も理解できなかった。

これが今ではよく分かる。それも年々加速度をつけてこの3ヶ月間が短くなっているようにすら感じる。本当についこの前、インフルエンザにかかり、寝正月を過ごしていたのだ。気がつけば1ヶ月が経過していた。

確かに2月は他の月より日数は短いので逃げる感じは物理的にも裏付けはある。1月は前半の正月がノーカウントになるくらい呆けて、3月は年度変わりで浮き足立つ…と、この理屈は通用しない。盆やクリスマスのように何か呆けるようなことがあっても、8月や12月は1~3月程には短く感じないように思うのだから…。

個人的にこの1月はインフルエンザのせいで低調なスタートだったし、どうも体調がしゃんとしない1ヶ月だったので特に無駄に過ごしてしまったように思う。


新しいノートをおろして、このノートは参考書に匹敵するくらいしっかりしたものにしようと意気込んでいたのに、のっけの一頁目に早速下らないウンコか何かの落書きをしてしまったような気持ちだ。それも油性ペンで。

…と悲観しても一頁目は帰ってこない。
12分の1は無為なものになってしまったかもしれないが、今日2月1日が新年の始まりのような気持ちで日々の生活に臨みたい。