引越で気付いたこと

もう、何度も引越ししているし、引越す度に「ここをとにかく居心地の良いところにしよう」と自らの居住空間への向上心は忘れないようにしているので、毎回、感じさせられることがある。

新たに気が付いたことは少ないのかもしれないが、そんなことを書き留めておく。


引越しをすると、やはり驚くくらい「使えなくなるもの」と「足りなくなるもの」が生まれる。


前回の引越の際にカーテンを捨ててしまった。これは失敗だった。しばらくの間は引越すことはないし、不必要になるカーテンをとっておくこともないと判断したのだけど、今回の引越でカーテンが足りなくなってしまい、以前持っていたものと全く同じものを買い足した。

今回の引越で、今までのウチとは部屋の間取が変わるのだから…更に言えば、カーテンを買い足す必要があるほど、採光や換気の機能が上昇した「ランクアップした部屋に住むことになった」と思って溜飲を下げることにしている。カーテンを捨ててしまったのも自分なので自業自得なのだけど…。


引越をする人の中でどのくらいの割合が「引越す前に断捨離をきちんとやっているのか」は分からない。少なくとも、今回の引越に際して僕は断捨離などせずに「とりあえず旧居で使っていたものは新居に持ち込んで、新居で荷ほどきする際に物品整理をしよう」という道を選んだ。

新居では何が必要になるか分からないから、そしてなによりも断捨離するのは面倒臭いから…という怠惰な判断ではあるのだけど、引越後の荷ほどきで驚いたのは「着れなくなったスーツ」も捨てずに持ってきていたこと。10年くらい前に買ったやつだ。型も古ければ、そもそも太ってしまっていてパツパツだ。痩せたところで今着ることも無さそうなやつである。

こんなものを保管しておくならば、カーテンをとっておくべきだっただろう?何してんだよ!自分よ!…という感じである。


あと、新居の備え付けキッチン。
鍋や食器の収納スペースが新旧で異なるだろうということはわかっていたつもりだ。しかし、杓文字や
玉杓子などの調理補助道具の収納先は「当たり前にあるもの」と自分にとって都合のよい解釈をしてしまっていた。

また別のタイミングで記すと思うのだけど、食器の収納には相当に苦労した。これはある程度、予想していたのだけど、その想像を越えて大変だったのだけど、なんとかうまくいった。

しかし、オタマの収まり場所は未だ見つけられていない。


トイレの棚に備蓄していたトイレットペーパーや箱ティッシュ、浴室近くに配備していたタオルや洗濯洗剤など、行き場というか配置されるべき場所が見つからないアイテムはまだまだ沢山ある。

生活導線が定まるまで、これらの配置場所が不安定な生活を過ごすのことになる。

これからしばらく、そうしたアイテムの収まり場所を探しながら、なんだか不便な新居での生活を僕はおくるのだろう。

しかし、それはそれでも引越に付き物の楽しい時間なのだとも思う。


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※引っ越して来て、昨日買ったカーテン。
前の前のウチでも使っていたものと全く同じ同じものを買う悔しさ!新生活を続けているとまだまだ買い足すものは生まれて来るだろう。
この先、どれくらい引越をするのか?今の僕には分からないけど、無駄になる買い物とか処分はしたくない。