2020年のらっきょう

今日、らっきょうを漬けた。

この数年、初夏の恒例行事としてらっきょうを漬けている。去年は梅雨の雨の降る日曜日の午後にYouTube手塚治虫の「どろろ」を見ながららっきょうの下処理をしていたことを思い出した。調べてみたら、どうも6月16日に漬けたようだ。

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買ってきたらっきょうは芽と根を切り落として、水に浸けて余分な薄皮を取り除く。そして塩をかけて瓶に詰める。

ただ、それだけだ。
切った野菜に塩をかけて放置するだけ。
そう言えば、白菜漬けも紫葉漬けも「ただそれだけ」だった。

本当に「ただそれだけ」なのに、年によってうまく行くこともあれば、今一つという年もある。去年は塩が強すぎて、乳酸発酵がなかなか進まないうえにしょっぱかった。「どろろ」の面白さに気を取られていたのだろうか…。一昨年はとても美味しくできて、色々な人にもお裾分けしていたので割りとすぐになくなった。どんな状況で作ったのか思い出せないのだけど。

今年はスチーリーダンとレニクラを聴きながら、塩の入れすぎに注意を払いながら仕込んだ。後の仕事は乳酸菌たちに委ねる。どのようになるか?20年モデルは「あたり」であって欲しい。