令和2年 5月最後のスパゲッティ

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午前中に娘と一緒に美術展に出掛けてから帰宅して、昼御飯にスパゲッティを作って食べた。これまでに数多くのスパゲッティを作ってきたのだけど、今日食べたのは初めてのレシピとなるものだった。これがとても美味しかったので記しておく。


バターと塩漬レモンを弱火で熱する。
レモン風味の溶かしバターを作り、それをしっかりと麺に吸収させるという簡素なものだ。

「塩漬レモン」について疑問を持つ人もいるだろう。僕がこの塩漬レモンというものを作ったのは5年とか6年くらい前のことだが、柚子やレモンを皮ごと塩漬けにして作るものだ。塩漬けにして放っておくだけの「ただそれだけ」シリーズだ。

当時、瞬発的に流行ったようだが、なかなか使うことがない。僕の場合は、ココナッツミルクを足すようなカレーを作るときに細かに刻んでペーストにして加える時に使用するくらいだったので、1年間に1度か2度しか使うことはなかった。

不味いものではないのだが、なんにしても、癖が強くパンチがあって、やたらと強烈なレモン風味になるので、そんなに使う機会がなかったのだった。


これをバターとともに風味よく熱を入れて、スパゲッティに絡めて食べた。安売りしていたチャービルもたっぷりと加えたのもよかった。レモンの皮の苦味とレモンの酸味、そしてバターのコクとチャービルの爽やかな芳香。さっぱりとした爽やかな部分としっかりとした旨味がとても美味しかった。

レモンバタースパゲッティ。
レモンの塩漬けを常備している人は少ないと思うが、とても簡単でとても美味しいのでお薦めする。この先も作ることになりそうなスパゲッティバリエーションである。