梅を塩漬けにして三週間が経過した。
梅から水があがり、ふにゃふにゃに柔らかくなったものを赤紫蘇に漬け込んでから二週間が経った。赤紫蘇に接するところと、そうでもないところの梅に色合いの差が出来てきたので、満遍なく着色するために梅を入れ換える。
普段は瓶に詰めているものをホーローの器に取り出すのだが、相当にふにゃふにゃなので梅の皮が破れないか「そーっと」梅を扱う。デリケートで可愛いやつらである。
おそらく塩分はそんなに濃くないから、フルーティーな梅干に仕上がることを期待している。しかし、その分、途中で黴てしまわないか少し心配だ。
あと1ヶ月もすると梅雨が開けて、梅を天日の元で干す時が来るだろう。初の梅干作りの行方は如何に?ひやひやしながも、とても楽しみだ。