冬でござんす

…なんて言ってみたところで、今日は春のように暖かい。

この冬は年末にとても寒い日が数日あったけど、基本的には暖かな冬だ。勿論、それは僕の住む地域の話だし、大抵2月にその冬の一番寒い日が来たりするので、まだ油断はできない。

そんな冬の日に朝から熱い風呂に浸かっている。
休みの日になると朝でも昼でも風呂に浸かってスマホを見たり、文庫本を読んだりして過ごすことが多い。

これは夏でも冬でも季節を問わないことで、熱い風呂に浸かるのがとにかく好きなのだ。


さて、そんなふうに過ごしているとなぜか「北風小僧の寒太郎」のことを思い出して、動画を見てみた。以前にも見たことがあると思うのだけど、それも5年は前のことだと思う。

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子供の頃、うちに「みんなのうた」のレコードがあった。
桑田佳祐のやつではない。NHKのやつだ。

季節に関係なく「みんなのうた」で話題になったものが収録されているベスト盤でこれをよく聴いた。というか、僕本人に聴く意思があったのかどうかすらよく分からないのだけど、ウチでよくかかっていた。

「オイラは藪蚊吸血鬼」とか「赤鬼と青鬼のタンゴ」とか「天使のパンツ」とか…。四季を問わずに再生していたように思うし、大抵の歌詞を覚えているから、相当な頻度で聴いていたのだと思う。

こうしてレコードを聴いた思い出もあるが、テレビ電話アニメ付きの歌を見ていたこともよく覚えている。寒太郎が空を飛んでやってくるところとか枯れ葉を居合い切りで雪に変えるところとか…。今だに映像が簡単に思い出せるシーンも多い。

NHKは今でも「みんなのうた」をやっていることだろう。
しかし、今日「北風小僧の寒太郎」を久しぶりに見て思ったのは、演歌とも童謡とも取れるようなメロディーと歌詞。単純なパロディーソングなのだろうけど深い。

そして堺正章による歌唱。
最高だ。

僕は、北島三郎版は数段劣るものだと捉えている。