ニューバイノヨウナニョーボーノカオ

梅雨に入った。

例年と比べると随分早い梅雨入りだ。

平年と比較すると20日くらい早いらしく、ならば夏の到来も早いのか!と期待したが、今年は長梅雨になるらしい。気候や天候はままならない事が多い。


梅雨に入った途端に湿度はぐんとあがり、この間までの爽やかで乾いた風は吹かなくなり、まだまだ序の口であるにも関わらず梅雨らしいうっとおしさを感られるようになった。

そんな気候になることが「梅雨入り」であり、後付でそれを梅雨と呼ぶのだから当たり前のことなのだが、それでも気候の移り変わりがはっきりとしていることに驚いている。

こちらは入梅いわしを食べるのもまだまだ先のことだと思っていたし、梅干しの支度をするのもまだ先だと思っていた。そりゃそうだ。梅雨がやって来るのは来月になってからだと思っていたのだから…。


さて入梅いわしのことを考えたら「脂ののったいわし」を食べたくなったし、「入梅」という言葉についてもふと考えるきっかけとなった。



昔、本気で発声練習に精を出していた時期があり、その頃の発声トレーニング教材に「ニューバイノヨウナニョーボーノカオ」という文章があった。

あれはどういう意味なのだろう。
当時は単にトレーニングの文章として、その言葉の持つ意味を考えずにひたすら連呼していた。

20数年経った今、その言葉の意味を考えるとなんとも意味不明だ。

そこで今更ながらその意味をウェブで検索してみた。


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…………

やはり、意味など無いようだ。
単に滑舌と発生のトレーニングの言葉のようだった。

少しすっきりしたが、これからすっきりとしない天候が長く続く。うんざりするが、美味しいいわしでも食べながら、雨模様の天候を楽しみたいと思う。