雨の休日の過ごし方

梅雨らしい天気。
雨が振り、気温は上がらず、ともすると少し肌寒いくらいだ。

こんな日が続くのは嫌だけど、徐々に暑くなってくるこの時期にたまにこんな日があるのもいいと思う。


晴耕雨読と言っても晴れた日に畑を耕すことはなく(プランターのパセリや紫蘇には気を遣ったり、ばら撒いた紫蘇の様子を見に行ったりはするけれど…)、耕すという行為とは無縁だが、雨の日に本を読むのは好きだ。

エアコンをつけずに涼しい部屋で本を読み、煙草と珈琲が傍らにある時間。とてもいい時間だと思う。

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今日はこれまでに買ったことのないアイスコーヒーを買ってきた。1リットル300円くらいのものだから、僕にとっては安くもない飲物なのだが、酒を飲むこととか、表の喫茶店に入ることを思うと随分と安い。


茶店よりも自室の方が何倍も居心地がいい。

ソファーも気に入っているし、部屋の雰囲気も悪くない。当たり前だ、自分出好きなように部屋をレイアウトしているのだから。

そして、音楽も自分の好きなものが流れるし、本や雑誌にしても好きなものを読み放題だ。当たり前だ、自分の部屋なのだから。

ただ、自分の部屋の弱い点を挙げるならば「すべてが予定調和であり、予期できることしか起こらないということ」。

見たこともない雑誌の記事を発見してドキドキすることもないし、聴いたことのない音楽が耳に入ってきて、誰のなんて言う曲なのか興味が湧いてくることもほぼない。

…と言うことで、BGMについては「YouTubeで喫茶店の音楽」みたいなやつをランダムに選んでかけることにした。

これは確かに日常感を払拭することは出来る。我ながらいい作戦を見つけた…なんて思っていたが、流れてくる音楽がそれほどグッとくるものではなかった。

プレイリストの作り方にまだまだ課題があることに気がついたが、これもそのうち自分好みのものを見つけられるようになるだろう。でも、そうした好みを確実に見つけられるようになる頃には「そうした行為も日常感バリバリの当たり前の予定調和」になっていそうで、少し心配でもある。