7月も豆を食べる

7月になって一週間が過ぎた。

6月の空梅雨具合を取り戻すかのように沢山の雨が振り、そして蒸し暑い夏がやって来た。

肥料のミスで大ダメージを食らってしまった紫蘇もなんとか全滅は免れたようで、5分の1くらいに減ってしまったものの、生き残り組は再び成長し始めた。


今日も凄く蒸し暑い一日で、帰宅してからすぐに風呂を浴びて(って、熱い風呂に長いこと浸かって汗を流すことが好きな僕も、暑い夏にはさっとした行水のように風呂を「浴びる」こともあるのだ…)、洗濯をして、枝豆を湯搔いて食べている。

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4月頃から楽しんできた空豆もいよいよスーパーでは見なくなってきた。そして夏が本格的にやって来たことを感じさせてくれる枝豆もだいぶ安くなってきた。そりゃ7月だから、そんなもんだ。

僕の経験が浅いだけなのだが、空豆と比べると枝豆は個体による美味さの差が大きいと思う。

冷凍食品の枝豆と新鮮そうに見えるスーパーで売られている枝豆の差を言っているのではない。

スーパーで売られているものの中でも、美味い枝豆とそうでもないやつの差が大きい。


そして、枝豆の美味さの差は茹で方とか食べるタイミングでも大きな差が生まれる。

僕はちゃんと塩味が入った茹でたてのやつを「あふっ!」と言いながら、熱いまんま口に入れるのが美味いと思っている。だから枝豆の両側を切り、中の豆に塩が入るように茹でるのが好きだ。


季節は空豆から枝豆へと移っていく。
食卓だけでなく、蒸し暑く寝苦しい夜が続くようになると、そのうちカンカンの夏がやって来る。

若者には楽しい夏…であろうが、僕においては年を追うごとに夏がやって来るのが待ち遠しくなっているように思う。

夏だけではない。新たな季節が来るのが楽しみだ。れっきとしたおっさんになった僕にとってもなんだかワクワクするような夏が近付いてきている。