テレビでマンガ映画を見ること

よく思うことなので、過去のブログに同じようなことを記しているような気もするが、そんなことは気にせずに「今思っていることを」今日記す。

今まさに、テレビにはでやっているアニメ映画を見ている。

アニメというものが子供だけのものではなく、大人が見るようになって…というか、大人がアニメを見ていてもソレが普通のこととして扱われるようになって長い。

まもなく50歳になるおっさんが育った昭和時代は「基本的にアニメは子供のもので、一部のマニアのような大人がアニメを好き」というような環境だった。


今、僕の見ているアニメの話の難しさ。練り込まれたあらすじは大人の僕にも難しいくらいだ。そして、その画像の美しさ。かつての映画監督がロケーションやカメラマンの腕に託したとしてもきっと撮れなかったような映像が展開されている。


キャストだけでなく、背景の映像、そしておとぎ話の中でしかないような現実世界では存在せず、セットでは到底組み上げられないような環境。すべてを可能にしているのはアニメの世界だからである。

きっとどこかで見たことのあるような「夏の素晴らしい青空」、心の中で思い描いたような心理的なバトルシーン、空腹の時にしか感じられないような「粗末だけどものすごく美味しそうな粗食」。そんな映像に関心しつつ、ストーリーやらそれを再現する声優の演技力に惹き込まれる一時があった。


僕が幼い頃に見た「マンガ映画」とは数段違う現在のアニメ。