この記事を書き始めたのは、7/14の夜のことだ。
ブログにアップするにはしばらくの時間がかかることだろう。
先月誕生日を迎えた中学生の娘に「カッコいい夏向けの短パン」をプレゼントとして用意した。
もう一ヶ月が過ぎようとしているのだけど、プレゼント自体を吟味に吟味を重ねて選んでいるのだから、少々の納品遅れは良しとしている。
しかし、与える品自体が夏向けのモノなのだから、梅雨が明ける今週末くらいにはプレゼントしなくてはならん…そんなふうに考えながら、準備を進めているのだ。
【ここからは7/21に記述】
手に入れたオーシャンパシフィックのショートパンツは夏らしくてカッコいいアイテムだ。随分と久しぶりに娘と買い物に出かけて、幾つの洋服店を見た末に、コーデュロイのショートパンツがカッコいい…と娘が判断したことで、僕はブツの入手に取り掛かった。
通販を利用して、黄色と紺のものを2着買ったのは良かったのだが、実際に届いたものを見るとウエストを縛る紐は入っておらず、ウエストに入れられたゴムのみが、ズボンのウエストを支える作りなっていた。
こりゃいかん!とリフォーム屋に持っていったところ「ウエストに紐を通すだけで一着6,000円」という驚きの見積もりが出てきた。
一着6,000円だと!
こうした本体価格と修理補修代金の逆転現象には慣れている。
昔乗っていたBMW2002(1975年式)の修理に始まり、この夏もよく履くオーシャンパシフィックのショートパンツ(娘に与えるものではなくて僕が履いているもの)は既に本体価格の倍くらいの資金を投入して、ベルトループをつけたり、生地が薄くなってきて傷み始めたところをタタイてもらって、もう何年も履く「夏場のマストアイテム」になっている。
しかし、今回の6,000円には大いに閉口した。
裁縫に詳しくはないが、高くても一着3,000円もしないはずだ…と踏んでいたのだから。
と言うことで、見積内容を聞きながら、このリフォーム屋は何をどうしようとしているのかを説明してもらった。ボタンホールを作る作業で一着あたり3,500円くらい取る計算になっていた。そんな工程につきて丁寧に説明してもらったのである向こうも僕を納得させて金を払わせるためだから、そりゃ丁寧だ。
それでリフォーム屋との接触は終わり!
説明を受けた僕は、その作業工程を自らで進めるため、ユザワヤへと出掛け、丈夫な糸通しとかpantsの色に合う糸などを買ってきた。材料費は1,000円に満たない。
おいそれと6,000円✕2着分の12,000円を与えるような僕ではない!
これは先々週の土日の出来事。
その後は、慣れない作業のためかなかなか裁縫に取り掛かれなかったのだが、娘にへのプレゼント贈呈のタイムリミットも近い!と一念発起してボタンホール作りに挑んだところ、一着あたり60分弱で完成した。
時給6,000円貰えるのならば、当たり前に副業にしてもいいくらいの仕事だ。本当に無駄な金をリフォーム屋に搾取されなくて良かった…そんな満足感もあるが、父親が工夫して細工をしたズボンを娘が喜んで履く……この事のほうが、大きな喜びだ。
父親としての自己満足に過ぎないが、いい誕生日プレゼントを用意できたと悦に入っている。