夏に食べた野菜を振り返る

f:id:datetaira:20210911181908j:plain

昨夜は「枝豆の塩茹、胡瓜の青柴漬、胡瓜の辛子漬」を食べていた。

これらの献立は普段もよく食べている代わり映えのしないものなのだけど、今年の夏は枝豆と胡瓜ばかりを食べていた。一昨日の夜もほとんど同じようなものを食べてウィスキーを飲んでいた。そして、枝豆も胡瓜は「僕の人生における最多消費量」をこの夏に更新したことは間違い無いと思う。


胡瓜については「青柴漬」と「辛子漬」という新たな調理方法を今年から実践するようになったので「新しいものが流行る」という要素もあるのかも知れない。

しかし、枝豆については塩で茹だるだけというシンプルな調理方法一択なので、何も今年知った新しいことではない。たまたまなのだろうけれど、今年は安売りの枝豆に出会う機会が多かったように思っている。


この2つの野菜の消費量は飛躍的に伸びたが、僕の胃袋がこの夏に特別に大きくなった訳でもないので、何か別の食材の消費が減ったはずだ。

考えてみると、例年の夏と比べるとトマトと獅子唐を食べる機会も量も減ったように思う。

トマトに関してはこれまで夏の盛りに食べると美味いような気がしてよく食べていたように思うが、この夏は安価で美味そうなトマトにあまり出会わなかった。トマトの旬は暑くなりきってしまう前の春から初夏までの食物でなのだろうと、改めてこの夏に感じた。

4月から5月はトマトをよく食べた。美味い時期のトマトを充分に堪能したのだから、夏になってトマトに食指が動かなかったのかも知れない。


獅子唐をあまり食べなかった理由は自分でもよく分からない。これは単に「この夏、そんな気分にならなかった」だけのように思う。

獅子唐を食べる時には魚ではなくて、肉を一緒に食べたくなるように思う。今、僕の過ごしている環境はそれなりに美味くて安価な魚は手に入れやすいが、肉の入手についてはそんなに恵まれていないように思っている。この夏に美味そうな肉と出会うことがあまりなかったことも「獅子唐消費量の減少」に影響しているのかも知れない。