昨日、コガネムシの幼虫の恐ろしさに震え上がった僕は、今日は朝のうちに奴らを倒す行動に出た。今朝も幼虫どもが紫蘇の根をパクパクと食べているのかと思うと腹立たしかった。
急ぐ必要もあるので駆除剤を使うことも考えたが、この先も紫蘇を食べるので薬品に頼らずに幼虫どもを滅ぼそうと決めた。
朝から大量の水をプランターに加える。10リットル以上の水を数回に分けてプランターに注いだ。プランターは水耕栽培でもされているのか?というくらいに水で満たされた。
すると土中にいる幼虫どもも息苦しくなって土の外に出てくる…という水攻めによる退治である。
この方法はてきめんで、すぐに白い幼虫どもが土から出てきた。それらを箸で摘み取りプランターから駆除する。こうやって捕まえた幼虫は9匹にのぼった。
さて、この幼虫どもをどうしてやろう?と思ったが、殺すのもなんだか躊躇われた。一寸の虫にも五分の魂と言うではないか。
そこで僕はこいつらを近くの道路の側の花壇の土に放つことにした。
花壇には何も植えられていないので、この幼虫たちも食べるものがなくてすぐに死に絶えるのかも知れない。しかし、それも仕方なかろう。