昭和天皇の戦争責任…というかNHKのクソぶり

昨夜のことだが、NHKで「昭和天皇が語る戦争突入について」みたいな陳腐な番組をやっていた。

簡単に言うと「昭和天皇は太平洋戦争を回避するためにいろいろと努力したけど、陸軍の一部のオカしな奴らのゴリ押しによって戦争は始まった」みたいなものだった。

もっともらしい文献とCMが入らない密度の濃い番組作りによって、その番組はあたかも「正しい歴史を伝える」ようなプロパガンダ番組に仕上がっていた。


なぜ、敗戦時に当時の軍部や政府の人間は戦犯として処罰されたのに天皇は処刑されなかったのか?
どれだけ「一部の軍部の暴走」が事実だとしても、その暴走によってどれほど多くの国民が不幸になったのか?
トップとしての責任のとり方から昭和天皇は逃げ出した。死を持って償い切れないほどの大ミスをやった国賊がその後40年くらい生きていたことにも驚く。

玉音放送で喋るほどの偉い人であるならば、日本を不幸に陥れた責任をとって超A級戦犯として処刑されるべき昭和天皇を養護するような番組に反吐が出そうだった。

こんな番組に大きな金をかけているNHKに金など払う必要はない。つまらぬ番組があたかも「歴史の事実」を語るように放送されていることに驚いた夜だった。