21年の師走

12月になると、なんだか忙しい気持ちになる。

いろいろとバタしているうちに今年の残りも10日を切り「やはり師走なんだよな」なんて思ってみたりもする。


もちろん、12月のうちにやっておかないといけない仕事も多い(家庭作業ではなく職場での仕事のこと)。他の月と比べると作業量は確かに増えているし、後半での冬季休暇もあるから勤務日数も減る。その相乗効果で忙しくなるのだ。


しかし、それ以上に日本人を「12月はとにかく忙しい」と思わせる要因が沢山ある。

一年も終わるのだから忘年会を…。とか、クリスマスに美味しいものを…。とか、プレゼントを…。とか、新年を迎えるにあたって掃除でも…。とか、絶対にこの時期にやらないといけないことでもないのに、この時期にやっておきたいことが多い月なのだ。

そんなことを昨年末に強く感じたので、折角の休暇をバタバタと過ごしたくないという狙いと共に、今年は大掃除をしなくて良いように、秋から数回に分けて「これまで大掃除でやっていた掃除」を済ませておいた。

風呂場や洗面所のカビ除去とかガスレンジの掃除とか換気扇の油落としとか…。

この結果だが、僕は年末にも再び掃除に取り組むだろう。思いっきり掃除をしても、洗面所や台所は数週間あれば元の姿にとは言わぬが、普通に汚れるのだ。ピカピカとした環境でお正月を過ごすには年末の掃除が必要であることがよく分かった。秋に掃除をしたことにより、作業は随分と楽になるだろうけど…。


あと、休みなったら末娘との勉強合宿も始まる。現在、週に2回の頻度で一緒に勉強をしているが、それ以外に復習などしないものだから、頑張って覚えたことの多くを次々に忘れていき、三歩前進二歩交代というような効率の悪い状況が続いている。

これを打破するにはやはり勉強時間と頻度を増やすしかない。こういう意味では、娘の塾講師としての「師」が走り回るくらいに忙しい年の瀬となりそうだ。