恐ろしい光景

今回も今週の前半に起きた出来事を書く。

前回の記事に書いた紫蘇の成長に喜んだ翌日、火曜日の朝の出来事だ。

朝の支度を大方済ませてから、僕はだいたい毎日のようにベランダ菜園の様子を見る。水を与えたり、クレソンに次から次へと現れる各種害虫の駆除をしたりしている。

そんな朝のルーチンのときに見かけた光景がこの写真だ。

紫蘇は直射日光を浴びていくと、その葉っぱがガシガシに固くなっていくので、しばらく前から古参の紫蘇の鉢を陽の当たりにくいベランダの傍らに置いていた。

そんな紫蘇の鉢のすぐ近くに「緑色でピカピカと光るアイツ」の姿を見付けた!

その瞬間、僕は若い女性のようにキャーッ!とか叫びそうになったが、気持ちを落ち着けてスマホを構えて、この写真を撮った。

その後はすぐに躊躇することなく、この「ピカピカした緑のやつ」を踏み付けた。


去年はこいつを見付けても微笑ましいような気持ちでいたのだけど、秋口に紫蘇が全滅するという凄惨な被害を受けてからは、なんの躊躇いもなくこいつを踏み殺せるようになってしまった。

去年、僕の紫蘇がコガネムシの被害を受けたのは秋口のことだった。まだ6月だから関係ないと思っていたがそれは大間違いだった。「まだ6月」かも知れないが、コガネムシどもは虎視眈々と我が家のプランターで繁殖することを狙っていたのだ。


幸い、昨年のコガネムシ殲滅作戦の際に使用した農薬も残っている。コガネムシを踏み付けたその足で僕は農薬を取り出し、これもまた躊躇することなく紫蘇のプランターに散布しておいた。

これにより、僕の紫蘇(古参の鉢のもの)はしばらくの間、食べることは出来なくなった。しかし、甘く考えていたら8月の全てが全滅へと追いやられるのだ。

プランター菜園は本当に楽しいがこうした苦労も伴う。これらを含めての楽しさなのだけど、今後も僕の菜園を狙い隙があれば襲い掛かってくる虫どもとの戦いは、出来ることなら避けたい事案である。