急に秋めいて来た夜に燻製を仕込んでおいた。
昨夜の出来事である。
自家製のビンボーダンボール燻煙器で一夜燻したチーズがこちらだ。
写真には撮っていないが、だいぶ涼しくなって来たとは言えまだ寒い程ではないので、チーズの裏側は熱によって柔らかくなったものがその自重とによって金網にがっしりと食い込んでいた。
本当は、もう一夜しっかりと燻して濃い茶色になったものの方が圧倒的に美味しいのだけど、それは止めておくことにした。
僕のダンボール燻煙器が小さいことが原因なのだけど、これ以上チーズに熱を入れたくないからだ。
大きなダンボールで燻製すれば熱は分散されてチーズに煙だけあたって熱による軟化は防ぐことが出来る。そんなことがわかっているのだから、そうすればいいのだろうけど、この量のスモークチーズのためにそんなことをわざわざするのも億劫に感じられた。