冬支度②

一昨日の夜、結構寒くなったな…と感じてストーブを出した。

この「結構寒くなった」というのは、温かな町で続いていた温かな気候からすると少しは寒くなってきた…というレベルのものであり、本当に冷え込んでいるかというと大した寒さでもない。しかし、ぬくい(ぬるい)町に慣れた僕には多少は寒く感じたし、キンキンに冷えたウイスキーソーダを飲んでいたことも寒さを感じさせる後押しになったのだろう。

10年くらい前から使っているストーブに火を付けるとその温かさ以上に「ストーブに火を付けている」という行為そのものが冬の楽しさのようにも思う。尤もこれは僕が寒くもないところで冬を過ごしているからなのだろう。めちゃめちゃに寒いとそんな優雅なことは言っていられない。