冬にやっておくべきこと

バンドのライブも終わったし、職場の作業も一応、落ち着いた。残務はあるのだけど。

このところ、このブログにベランダ菜園の様子を書いていなかったが別に全滅したわけではない。葱を摘んできては小口切りにして薬味として食べているし、昨夜もスパゲッティを食べるときにイタリアンパセリを摘んできた。特に大きな出来事はないが、ベランダ菜園も地味ではあるが日々の食卓を助けてくれている。

秋にはプランター2つの紫蘇とバジルが花を咲かせていた。紫蘇は穂紫蘇を摘み取って食べようかとも考えたが、春には種を蒔くのだしわざわざその種を買うのも勿体無いと思ったので穂紫蘇はそのままにしておき、そこから種を取ることにした。バジルも同様な理由で種にする。バジルの花や蕾は特に食べたいものでもないのだが。

紫蘇もバジルも花を咲かせてそいつらが種を結んでもすぐに枯れるわけではない。枯れ始めてからカラカラに枯れ果てるまで一月半くらいはかかったように思うが、遂にパキパキになったのでそいつらの鉢を片付けることにした。

平で面積の広い海苔の箱を片手に、カラカラになった花を毟り取って箱に移していく。バジルも紫蘇もカラカラになった段階で付近に種を飛ばしているので、毟り取れる種の量は全体の半分以下なのではないだろうか?それでも来年のベランダ菜園を楽しむには充分な量の種になったと思う。

四角いプランターにはミチミチに根っこが行き渡っていて、乾燥したプランターの土はミチミチの根っこに抱き抱えられたような具合でスポッとプランターから抜けた。幾分かの土をポリ袋に移してそれでも根っこに付いたものは更に乾燥させてから取っておく。

3つのプランターから集めた養分を吸い取られてカスのようになった土はプランター2つ分にはなるだろうと思う。適当なタイミングでこれらに生ゴミを混ぜたり、安価に買ってきた肥料を混ぜ込んだりして土を再生させるのである。

紫蘇を植えていたプランターの土には多量の紫蘇の種が落ちてまぶし込まれていることだろう。春になって暖かくなるとこの種も芽を出すのかも知れない。