加齢する日の昼食

今日は僕の誕生日で、気が付くと40代も最後の年を迎えた。

30代の10年間よりもずっと早く、感覚でいうと3倍くらいの早さで40代が終わってしまうような気もするが、これを嘆いても仕方ない。人に与えられた時間は完全に平等なので、僕は僕なりの過ごし方で40代という期間を充実したものにする他ない。

そんな49歳を迎えた日の昼食も特に変わり映えするものを食べることもなく、このところ「カレー屋」と僕一人で呼んでいる社員食堂でカレーライスを食べた。昨日のカレーは菜の花の塩茹てトッピングしたものだ。

昼食を食べ終えて自分のデスクに戻ると部下たちがアイスクリームやらビスケットやら誕生日プレゼントをくれた。

そして、ラインには遠方の友からのお祝いメッセージが届いた。

こうした気遣いをいただくような身分でもないし、なんだか申し訳なくも感じる一方で、こうしたお気遣いが僕にとても暖かな気持ちをもたらせてくれている。僕にも「こうして人を暖かな気持ちにさせる配慮」は備わっているのだろうか?足りないところは補いながら、人の気持ちを慮ることを身に着けたい。