ラーメンを食べる

僕はラーメンという食品が好きだ。

まあ、大概の人が好きな食物だし、そこら中に美味いところから不味いところまで沢山のラーメン屋がある。

僕が外の店でラーメンを食べる頻度は多くない。しっかりとカウントしている訳では無いが、年が明けてからはまだラーメン屋には行っていないのではなかろうか?そもそも、外食をすることが多くないうえに、僕の住む町に美味いラーメン屋がないのだから、このくらい頻度になるのだ。

インスタントラーメンは週に一度くらい食べているだろうか?もう少し頻度は少ないかもしれないが、そこらのラーメン屋にお金を払って勿体無いことをするよりは、インスタントラーメンを食べている方が随分と美味しいものを食べたことになる…それほどまでに僕はラーメン不毛地帯に住んでいる。

 

さて、そんなラーメン環境に暮らす僕は今日2023念最初となる外食ラーメンを楽しんだ。子供たちの引越により、東京にいたからこそこのラーメンにありつくことが出来たのである。

煮干の香りがよく、スッキリとした醤油味のラーメン。ぶったるんだラーメン屋の倍くらいの熱々のオツユに麺も間違って大盛を頼んだのか?と思うほどのたっぷり具合。

「美味いラーメンとはこういうやつだよ。こういう食物は自分で作ることが出来ない味があるし、そういうものにはお金を払うだけの価値がある。お前たちに食べさせたいものは色々あるけど、ここのラーメンはその一つだよ。」と説明しながら、子供二人をラーメン屋まで連れて行き、その量と熱さと美味さにぶっ飛びながら、3人で一心不乱にラーメンを啜り続けた。