ヒラマサの熟成

昨夜は末娘と一緒にヒラマサの刺身を食べた。ヒラマサという魚に限らず、僕たち父娘は鯵科の鰤の親戚みたいな奴らは皆好きだ。

冬の鰤の脂身は美味いし、ヒラマサの筋肉質で歯応えのある身も美味い。頻度で言えば月に2回くらい、そうした魚を刺身だったり、カマ焼きだったり、あるいは塩焼などで食べているように思う。

昨夜は数日熟成させていたヒラマサを刺身にした。魚や肉の熟成なんていうのも、以前はこのブログにも書いたりしていたのだけど、基本的には塩をして冷蔵庫で寝かしておく…という作業でも技でもなんでもないようなことなので、特に意識しなくなった。当たり前の保存方法&美味しく食べるための僅かな手間にすぎないのだ。

昨夜は、娘と刺身を食べて娘は湯漬けを楽しんだ。そして今日は僕が湯漬けを楽しんだ。

これは料理とも呼ばない「単なるメシ」だが、やはり美味い。

…と、湯漬けを啜っていると漬物が恋しくなった。こういう時には糠床を捨てたことを後悔しそうになるが、僕が計画的に自家発酵の漬物を漬けておけば良いだけだ。3週間くらい前に漬け込んだ青柴漬もまもなく美味くなってくるだろう。