今日で6月も終わる。
6月は青柴漬けを漬けて、梅の世話をしながらウイスキーを飲んでいたら過ぎて行ったように思う。なんとも無為に過ごしたようにも思わぬでもないが、僕の生活なんてこんなものだ。
6月最後の休日となる昨日と今日は両日ともプライベートなデスクワークをしていた。次の土曜日に高校の同窓会総会があるのだが、そのエムシーの一部を頼まれたので、その支度である。
僕の出身高校は遥か離れた田舎にあるのだが、その東京支部の同窓会で、60歳を超えたジイさんたちが大勢集う会合だ。僕たちの同期年代がその会合の幹事当番ということだ、僕にも司会業の話がやってきた訳だ。この同窓会についてはまた別稿に記したいと思っている。
朝から台本原稿書いたり、クリーニングに行ったりして、早いうちから熱い風呂に入って汗をかき、早いうちから酒を飲んでいたら実家から贈り物が届いた。
実家からの小包は1シーズンに一度くらいの頻度で受け取るのだけど、完全にお中元仕様の品を貰うのは記憶にないほど珍しいことだ。中身は漬魚であった。
西京漬けにしても粕漬けにしても僕は自作するので、製品化されたこうした品をもらってもなあ…。なんて思ってしまった。製品化された漬魚にはいろいろと「美味しくするための化学的なやつ」が入っていることが多いから。
…と思って、原材料をチェックしてみると、魚と基本的な調味料しか用いられてない様子。父や母と化学調味料を貶す話をすることはないが、それが無意識なものであっても結果的に僕の嗜好を把握してくれたものが送られてことはとても嬉しかった。
そんなことを考えながらウイスキーを飲んでいるうちに、今年一年も折り返していこうとしている。