datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

やつがきた!

今朝、ついさっきの出来事だ。

そろそろ梅雨も明けそうだ。新聞を取りにドアを開けたところ、「夏の朝の匂い」がした。これは僕の捉え方であり僕の表現なだけなのだが、間違いなく「夏の朝の匂い」というものは存在する。

ああ、夏も本格化してくるか…と思いながらベランダの窓を開けたてみたら、生い茂った紫蘇の葉の一部が枯れているように見えた。昨日までは元気だったのにおかしいな…と近寄って見てみると鳥か何かの糞が沢山かかっているようだった。なぜ鳥の糞が??と不思議に思っていると相当量の紫蘇の葉が食い荒らされているのも見つけた。

これは一体……??何が起きているのだろう?

ゴゴゴゴゴ…。「やれやれだぜ…。」とジョジョの世界に入り込んだような気持ちになってよく見てみると紫蘇の葉の上に緑色のコガネムシがいるのを見つけた。こいつが紫蘇の葉を食い荒らしたに違いない。見つけた瞬間にイラッ!として、反射的にデコピンを食らわしたら、下手人はプランターの下の方に落ちた。

デコピンごときで即死する輩でもないから、やはりあの野郎は踏み潰して、完全に息の根を絶たねばならん!そう思って部屋に戻って火箸を持ってきてベランダ用のつっかけに足を通したら何か固いものが足に当たった。つっかけの先から転がり出てきたのは別のコガネムシだった。

「2匹もいやがったのか!この野郎!」と反射的にソイツを踏み潰し、振り返ってプランターに落ちたやつを火箸でつまみ上げ、そいつも急いで踏み潰した。

この2体の仕業なのか分からないが、食い荒らされた紫蘇の葉は20枚を下らなかった。数日でこんなに食い荒らされるものなのか!と驚いたが、アゲハ蝶の幼虫も無茶苦茶に多量の葉っぱを食べていたから、虫が食べる量というのは侮れないものなのだった。

食われた被害だけでなく、鳥の糞かと間違えるほど多量の糞が紫蘇の葉にもかかっている。以前、コガネムシ退治のためにウェブで調べていた時に「コガネムシの糞は除去しないと、その糞におびき寄せられるように別のがやってくる」みたいなことを読んだような気がする。糞のかかった葉や茎を捨てたら随分と紫蘇のカサが減った。

今年はとにかく紫蘇の成長がよくて、1日あたり15枚くらいの紫蘇が採れる。紫蘇を食べることにはすっかりと飽きてしまったのだが、可愛がっている紫蘇を蹂躙するコガネムシだけは絶対に許さん。

数年前までは人畜無害で特に悪いやつでもない…と思っていたコガネムシだが、今では道端で見つけても踏み潰さねばならん!と思うほど、僕にとっては凶悪犯罪者のような存在になった。

しかし、奴らを殺すことが楽しいわけではない。出来ることなら無駄な殺生をせずに過ごしたい。とにかく、ウチのプランターには立ち入らないようにしてもらいたいのだが、張り紙なども読めない奴らなので、今年も力の限り戦うことになりそうである。