今朝こちらに書いた「カレーについて」の続報である。
1週間の仕事を終え、いよいよ明日から夏休みだ。小学生の頃は夏休みが近づいてきて「学校が半ドン」になるとやたらにウキウキしていた記憶がある。
おっさんになってから、もう何年も経つけど「夏休み」が近づくとやはりウキウキする。そんな浮ついた気持ちでこの1週間を過ごしたような気もするが遂に夏休みが始まるのだ!
19時頃に帰宅してから、仕事に用いた衣類やらやたらに汗を吸わせたハンドタオルなどを洗濯しながらウイスキーを飲む。そしてそれと同時に冷蔵庫の掃除の仕上げに取り掛かる。
今朝の宣言の通り「やけに作り過ぎてしまった野菜の南蛮漬け」をカレーに再料理する。
クミンとマスタードシードの香りを油に移して、冷蔵庫にある「生姜炒め」を加える。この「生姜炒め」なるものは、豚肉を炒めたものではない。忙しい時にさっと中華風の料理が出来るように「生姜を細切りにして油で炒めていただけのもの」だ。
こいつを作っておくと「ささっと野菜炒めだとか豚の生姜焼きを作る」のに便利だと思っていたのだけど、特に使用することもなく一月くらいが過ぎたように思う。便利に思って支度しておいた常備菜のようなものなんて、僕の生活においては結局は大して使わないことが多い…。
こうした「生姜炒め」でベースの味を出し、その他に冷蔵庫にある「塩豚の煮汁」とか「件の南蛮漬け」、そして賞味期限をとっくに過ぎた「シリアル」等をスパイスと一緒に煮込む。シリアルは全く好きでないのだが、以前に人から貰ったもの。これを煮込むととろみがつくから、小麦粉代わりに…というよりも我が家の在庫整理のためにぶち込んだものだ。
余り物の食材がそれなりに塩を加えた調味がなされているものだから、特に塩などの調味はしない。余り物をごった煮にしたものにカレーらしくなるスパイスでアクセントをつけただけのカレー。
冷凍保存に適した保存容器に移したが、それでも2食分くらいは鍋に残った。明日の僕はこの鍋に残ったカレーを食べるのだろう。
明日は一日、旅の支度をすることになる。たかだか1週間くらいウチを留守にするだけだが「夏休みを迎えて旅に出るのだ!」と思うと、やたらにワクワクする。
僕は今年50歳になったが、こうしたワクワク感は少年の時のものよりも一層大きくなっているような気がする。