datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

誰がために…

「鐘はなる」とか「戦う」とかいうやつではない。

…そう言えば、「サイボーグ009」は僕が子供の頃に(既にリメイクされたものかと思うが…)テレビでよくやっていた。明確な理由は分からないが、僕はこのアニメ(当時、アニメなどとは言わずにテレビマンガと呼んでいたが…)に全く興味を持てなかったので、ほぼ見ていない。

このアニメの主題歌「誰がために戦う(?タイトルかよく知らない…)」は大人になってから知った。職場の先輩のカラオケ歌唱とか懐かしいアニメばかりカバーするバンドのウェブ映像とか…。

すっかりおっさんになるまで、この曲を知らなかったのだが、今更のようにイイ曲だと思う。昭和40〜50年代のコンテンツというものは、その時代に僕が生まれたからというわけでもなく、なんだか哀愁を帯びているようで惹かれるところが多い。

さて、今日の「誰がために…」だが、昨日久しぶりにお客を迎えた。バンドの仲間との会食なのだが、我が家に客が来るのも随分と久しぶりのことのように思えた。7月下旬に一度、その前は3月に娘が遊びに来たくらいではなかろうか。

そのために雑巾を取り出して床を拭く掃除をして、手際よく料理を出せるように下拵えなどをすすめていた。

掃除も料理も苦にはならず好きだ!と断言しているのだけど、やはりしっかりと気合を入れた掃除はこうやってお客が来るというような時にしかしていないことに気づいた。料理にしてもそうだ。ただ、料理の場合はお客があるといつもより気合を入れて支度をするのだが、人が増えるということで食べる量も増える。それにより品数やら量を多く作るので自然と気合が入るのだろう。

掃除については人が来ようと来まいときれいに片付けられた部屋で過ごせばいいものなのに、多少の埃は気にせずに過ごしてしまっている。掃除機は数日おきにかけるものの、やはり雑巾での拭き掃除は数段きれいになる。これも数日おきにでもやればいいのだけど、やはり自分一人のためというのが面倒臭くなってしまう。

昨日の僕は「我が家にやってくる友人のため」に掃除と料理をした。しかし、客を饗すためとは言え、しっかりと家事作業を行うことは気持ちがいい。

皆が帰って、翌朝となった今日、宴席の後片付けをしながら、これは結局、客のためなどではなく僕自身のためになされたことなのだと強く思った。

昨夜の献立は、オリーブ&チーズ、枝豆、唐墨バターとクラッカー、鰹の刺身、鶏の唐揚げ。なんちゅうこともない料理を仲間とつつく食卓。彼らのために支度した実に庶民的な宴席は「本当は僕の為」にあるものだった。しかし、今思い出しても楽しい夜であった。