datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

スパゲッティの魅力

久しぶりにスパゲッティを食べた気がしている。昨夜のことである。

学生の頃は「安く自炊できるから」という理由で、1週間に複数回スパゲッティを茹でて食べていたように思うし、大人になってからも若いうちは結構な頻度でスパゲッティを食べていた。

若い頃(大学生の終盤から社会人の序盤のころ…)にはウチで飲むメインの酒がワインだった時期もあるので、その頃は週に数回はスパゲッティを作っていた。

そして、おっさんになってからもこのブログを書き始めた5年くらい前までは「今と比較すると随分な頻度」でスパゲッティを作っていたようだし、それをわざわざここに書き留めるのも好きだった。

今でもスパゲッティを作ることは好きだし、食べるのも嫌いになっていないが、その摂取頻度はぐーんと下がった。若い頃はスパゲッティをツマミに酒を飲めていたのだが、おっさんになってからはスパゲッティはメシでありツマミにはならなくなったのだ。ツマミとして食べるには重い。そして、シメにスパゲッティを茹でて食べる程の食欲というか体力もなくなってきたように捉えている。

一昨日の夜は接待の会食で酒を飲んでいた。この数年、仕事関係での会食の頻度は随分と下がったが「1回の会食であっても身体にこたえる」ようになってきた。外で酒を飲むと翌日は酒を飲みたくなくなるような塩梅…。そんな訳で、昨夜は酒を飲まずに食べる「純粋にメシとしてのスパゲッティ」を食べたのだ。

……と、まあこんな感じのことを、スパゲッティについての、なんということもつらつらと書いているが、これは何度目のことだろう…。

こちらで検索してみたら、僕は年に5回くらいはスパゲッティのことをここに書いているようだ。好きだけどそんなに食べていないことスパゲッティは自宅で食べるべき自炊料理であること

だいたいそんなことを数カ月に一度、僕は余程「このブログにスパゲッティのことを書くのが好き」なのだと、我ながら驚く…。

昨夜食べたスパゲッティは、量を減らした塩水で麺を湯掻き、6割がた火が通ったところでバターを加えて煮込み(茹であげ)、パルメザンチーズをおろしたものを混ぜ込んで、最後に生玉子とチャービルを加えたもの。

チーズと玉子のスパゲッティだからカルボナーラのようなものなのだろうけど、ベーコンやパンチェッタを加えていないから随分と亜流なカルボナーラだし、それはやはりカルボナーラではなく「バターで煮た麺にチーズと玉子をまぶし込んだスパゲッティ」と呼ぶのが正しい。

玉子かけ御飯のような自炊料理だし、糖質と脂質だけで成り立ったものだから、肥満体のおっさんの身体にいい訳などない…。そんな「わざわざ人に晒すこともないようなメシ」のことを書きたくなるのもスパゲッティの魅力なのだと僕は思っている。