彼岸の中日を境に随分と暖かくなった。今日は僕のウチのベランダ菜園の様子を記しておく。
こちらは芽吹いたディル。種の袋にはその種の蒔時が記されているのだけど、特にそれに従わなくても種はちゃんと芽を出したりする。ディルに限らず大抵の種が。
この数年、寒い冬のような気候からいきなり初夏のような暑さになったりすることも増えているので、4月や5月になると「ベランダ菜園の植物にもとっくに育っていて欲しい」と思うことも増えた。そんな訳で僕は数年前からプランターに種を蒔く時期を早めている。
今年は2月の上旬にディルやら紫蘇の種を蒔いた。寒い日が続いたが、どの種も目論見通りに早めに芽を出してくれている。
秋にカラカラに乾いた穂紫蘇を摘み取った紫蘇も無事に芽を出した。ゴールデンウィークに差し掛かる頃には柔らかな紫蘇の葉を収穫出来るだろう。
秋の終わりに種を蒔いたイタリアンパセリももうワサワサに育っていて、遠慮なく摘み取って大口を開けて食べられる。今年は年中途切れることなくイタリアンパセリを育てたいと思ったので、2月に次世代のイタリアンパセリの種も蒔いた。
現在、よく茂っているイタリアンパセリは夏ごろには花を咲かせて一生を終えるのではないかと思う。2月に種を蒔いたやつは秋の終わりまでは持つだろう。なので6月の梅雨時期に第3世代となる種を蒔けば年中無休でイタリアンパセリを楽しめるのだろうと思っている。
そして、秋に葉っぱを散らせてから数ヶ月の間、生きるのか死んでるのかもよく分からない状態だった山椒も芽吹く支度をしていた。新芽の蕾が綻びかけていて来週には次々に葉を出してくることだろう。
いよいよ春爛漫を迎えようとしている。いや、もう春爛漫なのか?いずれにしても季節が移っていく瞬間を感じ取ることは楽しい。色々と予定が多く仕事も忙しく、気持ちに余裕のない春を過ごしているが「春を愛でる余裕」は忘れずにいたい。