8月最後の土日も忙しかった。
土曜日は朝からイベントの仕事。少し前に「市販の弁当のこと」をこちらに書いたのどけど、それが土曜日の出来事である。
そして翌日の日曜日は静岡市でのライブでラッパを吹いた。

大昔、まだ僕が20代の頃に何度か出たことのあるストリートジャズ静岡のステージだ。このイベントも規模が大きくなって、昔は一つのステージでやっていたのが今では市内複数のステージで演奏が繰り広げられている。
フルバン…って僕が言っているバンド形態はビッグバンドとも呼ばれる。ジャズではあるのだが、複数人でのアンサンブルがベースとなるので、僕は「ジャズというよりもブラバン」と捉えている。フルバンに参加していて「ジャズが好きでバントに入っています」と言うが「ジャズをやってます」とは言い難い。
これは僕のプレイがジャズとして胸を張れるものではないからなのだが、「胸を張れないしょぼい演奏」であってもコンボで演奏しているならば「ジャズをやってます」と堂々と言えるように思う。
…と、まあ、フルバンというのはブラバンでジャズを真似た感じのものなのだ、プロとかモノホンに上手い人たちは別だけど。極論を言うと吹奏楽団と大きな違いはない。プロとかモノホンに上手い人たちは別だけど、2度目。
今回のイベントにも多くのフルバンが出演していた。25年くらい前に気の合う仲間を集めてフルバンを作ってこのステージに出ていた頃は静岡市には3つくらいしかフルバンはなかった。
今ではどうだろう。ストリートジャズに出演しないところも含めると近隣に10以上のバンドがあるようだ。
ジャズに関わる人口が増えるのは文化の発展のようにも思うが、それはコンボで演奏するようなジャズを志す人間が増えてこそのことだと思う。
ステージが終わった後でBANDの数人と酒を飲んだが「この人たちからはジャズを志す精神」が感じ取れなかった。音楽と楽器演奏を愛していることは間違いない。しかし、それは多くで集まって書かれた譜面を上手に演奏しよう…というだけのものであり、ジャズらしく演奏するには何が必要かなど考えていない人たちだった。ジャズの音源を聴く習慣もないのだろう…。
ジャズを聴くこともなく、ブラバンと同じようにフルバンに参加するこうした人たちが増えたところで、それを「ジャズ文化の発展」とは呼んではならんように僕は思う。