先週の後半には長男が引っ越してきた。
単身赴任やら別居の期間が長い…というか、息子とはもう一緒に住むことは一生ないのだろうと思っていたのだが、この秋の急な引越に伴い一緒に住むことにした。
20代と50代の男二人暮らしというのも一生のうちで幾分かはあっても面白いだろう…と思ってのことなのだが、「快適な生活を送る処理能力」を大いに欠いている馬鹿との暮らしはなかなか大変である。
日に数度…といっても二人暮らしが始まったのはほんの数日前からなのだが、指導せねばならんことが多い、予想の遥かに上をいって多過ぎた…。特殊学級の先生にでもなったような気持で色々なことを教えてやっている。「ばかやろう!」と時には手を挙げながら…といっても僕が親なのだった。
「親の顔が見てみたい」と言い出してしまいそうな息子の馬鹿さ加減なのだが、その親が僕なのだから親の責任として彼に教育を施すしかないのだった。「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ…」という気持ちだ。
さて、そんな訳で引越の片付けは遅々として進まない。いや、少しずつ進んではいるのだけど、本当に少しずつなのだ。
東京に越してきて2週間になるが、仕事以外はずっとウチの片付けをやっている。と言っても仕事の会食やら帰宅してからも食事として酒を飲むし、息子が来てからは2人で飲むようになり、その辺では楽しく過ごしているので本当に馬車馬のようにずっと片付けをしている訳でもなかった…。

そんな息子と今日の昼は自転車で買物に出掛けた。近くのホームセンターや最寄りの魅力に乏しいスーパーには訪れていたが、今日は自転車に乗って多少はレジャーのような気持ちで出掛けたのだった。


息子と一緒に「ややっ!これは美味そうだ」とか「これは週一で買いに来るべきだね」と言い合いながら、僕たち父子は大きな塩鮭を買った。食べたくなり、欲しくなるようなものに溢れた鮮魚店は見ているだけでも(塩鮭を買っているが…)本当に楽しかった。