datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

いいカレー

普段から「外食をしない」とか「外食するよりウチでメシを食べよう」みたいなことばかり言っているから、ブログに二度続けてカレーのことを書くのも恥ずかしいのだが、それを隠すことももっと恥ずかしいと思うので、今日の昼に食べたカレーライスのことを書く。

昔、東京に住んでいた時にカレーライスを一年間食べ続けたことがある。「0時〜24時までの24時間を1日として1日に1食はカレーライスを食べる」と決めたのだった。

これはなかなか大変で、夜遅くに仕事から帰宅していてウチに戻ったらカレーライスを食べようと思っていたら事故により地下鉄が大幅に遅れたことがあった。この時は23:50くらいに最寄り駅に着いてウチに帰るまでの時間の猶予はないのだから急いで近くのコンビニに駆け込み、白飯のおにぎりとレトルトのカレーを買ってウィダーインゼリーのようにしてカレー摂取を達成した。

その他に会食で入った店にカレーライスがなかったが、こっそりとお願いしてみたらカレーライスを出してくれたこともあった。アレは賄いだったのかも知れない。

もう20年くらい昔のことだが、こんな訳だから数日続けてカレーライスを食べるなんて、僕にとっては訳のないことだ。

今日は職場の近くのカレー屋で昼食を摂った。

やたらに味のある古びた看板が出ている店があることを見付けて、しばらく前から気になっていた。部下に話を聞くと「やたらに辛いだけだから、昔3人で行ったけど3人とも完食せずに残した」とのことだった。

残すほど不味いカレーライスというのもそうそうないし、本当にそうならむしろ食べてみたい。部下たちはカレーの味わい方を知らないだけなのだろう…と思いながらその店に赴いたのだった。

シャバシャバのカレー。小麦粉で粘度を増した家庭カレーとか欧風のクリーム料理みたいなのを期待していれば大きな肩透かしを食らう。辛さは確かにあるが、食べられないレベルではないし、全く普通の辛口なカレーの範囲の辛さだった。

値段は普通盛りで900円、大盛りだと950円。味わいを鑑みるとお釣りが来るくらいの良心価格だ。

会社に戻ってきてネットで調べたら「好きな人はめちゃ好きな名店」とのことだった。ネパール人のお母さんが作っているそうだが、これがネパール風なのかどうかは分からない。ネパール料理自体を知らないのだから。

ただ、牛筋を煮込んだ出汁とスパイスの効いたスープ(カレー)は僕にも作れそうなものであったが、それを作るにはそれなりに手間もかかることなので「趣味としての家事(料理)」にかけられる時間のない時にはありがたく、値段相応の価値のある外食だと思った。

東京のメシは総じて高い。食材も高いければ店の家賃だって高いのだから、ある程度当たり前のことか…。でも、お金を払っても食べておきたい店というのも田舎とは比べものになりない程、沢山ある。

倹約を重んじるべき身としてはしょっちゅう外食するべきではないのだが、つまらんものではなく嬉しくなるようにメシに出会えて良かったとその味の記憶を反芻している。