東京に越してきてからそれなりに忙しく過ごしているのけれど、仕事のうえではスカスカとした状態である。…これは悲しく情けないことであるのだが…。
このブログを仕事の反省日記とか備忘録にはしたくないし、仕事で思うことやら愚痴とか、たまには手柄を挙げたことの喜びなどを記していけばそんなことばかりを書くようになるのだろうから、基本的にはここには仕事のことを書かないようにしている。
僕は基本的に、僕に限らず人としての一般的な考え方として「労働とは苦痛を伴うもの」と捉えるようにしているが、それは仕事を嫌にならないための事故説得とか自己暗示みたいなものである。そんな苦痛を伴うばかりのものに毎日接しているのならその人というのもきっとおかしくなるだろう。だから「そんな嫌な行為であっても、そこにやりがいや喜びを見出して過ごす」ようにして、仕事というものもそれなりに楽しいものであるとするべきだも考えている。
…のだが、僕においては東京に来てからはまだフルスピン出来ていない。職場での立場的に完全に管理職になってしまい営業現場の仕事がなくなったこともあるし、各種提出資料などは既に部下が作ってくれる体制が確立されていた。
…なんてことを言っていても仕方ないので、全く新規のところにテレアポを取って営業訪問してみたりしているが、それでもバリバリに働いているぞ…という充実感にはかける状態なのだ。情けないことに…。
さて、嫌だ嫌だと言いながらそれに矛盾する仕事のここに書くのはやめてプライベートのことを記すことにしよう。
先週の金曜日は午後から静岡に出張していた。東京に越してきてから久しぶりの静岡である。これも仕事でのことであるのだが、この日は夕刻から高校時代の後輩が田舎の山口から東京にやって来るというので、静岡でのお誘いなどを断って東京に戻ってきて田舎者の後輩の応対にあたった。
今回、僕に「先輩、東京行くんで久しぶりに遊んでくださいよー」と声をかけてきた後輩というのは頻度高く会っていなかったのだが、要所要所では何かにつけて会うことのあるやつだった。
そんな後輩が田舎の山口から上京する用事があるというのだから、彼を迎えるために同級生やら馴染みのある先輩にも声を掛けたのだが皆様忙しく僕一人で彼を応対することになった。
高校時代の後輩なんて一つしか年は変わらず、社会に出てから付き合いのある人なんて前後2つくらいは同期のようなものであったりするのだけど、それでも「やはり先輩として格好をつけんといかんだろう…」との思いから、他のメンバーの都合がどうであっても僕が東京に住む先輩を代表して田舎者を饗さねばならんだろう…と考えて彼と夕食を共にした。
物質文化に長けた東京という街は人を饗すにも素晴らしい店など沢山ある。美味しい料理や気持ちのいい環境で酒を飲ませてくれる店もそこらにあるのだけど、僕は田舎からやって来た後輩を自宅で饗すことにした。
二人で酒を飲むならば、ゆっくりと話をしながらそれなりの料理を出すことも出来るようにと過ごしているウチだ。静岡への出張から夕刻には大急ぎで東京に戻ってきて後輩を自宅に招く。

僕としては出来うる限りの贅を尽くした酒に合う料理を出して後輩を迎え撃ったのだが、本当に楽しい夜だった。楽し過ぎて後半に記憶などないくらい!

この日は19時過ぎから後輩と我が家で酒を飲んでいたが、22時半頃に長男が帰宅した時の記憶はほとんど覚えていない…。眠った訳の分からんことを喋る僕をよそに長男は僕の後輩との一時を楽しんだようだ。
出張してきた彼の宿泊地への終電がなくなる前に…と僕は息子とともに最寄り駅まで後輩を送って行ったようだがそれもほとんど記憶にない…。
楽しかった夜の記憶が不鮮明なのは本当に残念なのことなのだけど「そんなになるまで楽しく酒を飲むこと」というのも頻繁にあることではない。
この日は久しぶりの静岡出張を含めて「濃い一日」であった。こうした充実感を感じる日をもっと増やしていかねばならん…とも思う。


そう言えば、静岡への出張の新幹線で久しぶりに出来合いの弁当を食べた。これは「ちょっとした移動のくせに旅のような気分を盛り上げてくれるもの」ではあったが、その価格を鑑みれば「普段の僕ならば買うわけないじゃん!」というものだった。
しかし、こういう浪費もたまには楽しい。