datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

卒業に際して思うこと

大学生の息子は今日が卒業式で、来週半ばからは新社会人となる。僕が何かを卒業する訳ではない。

息子については周囲の支援のおかげもあり、奨学金という名の借金を本人に負わせることもなく大学を卒業させられてよかったと思う。

どれくらいの割合の人が奨学金を借りているのか知らないが、そもそも奨学金を貰うのは「メチャメチャに成績のいい人が返さなくてもいい援助を受けられるもの」とか「新聞配達をやりながら学費を出して貰えるもの」くらいかと思っていたら、普通の借金としてそれこそ「出世払いで金を貸し付けるものを奨学金と呼ぶ」のが主流のようである。

そんなにまでして大学にいく学生はさぞかし勉強に励むことだろう。しかし、普通の稼ぎで子供に借金などさせずに大学を出すことが滅法厳しい…という日本の賃金水準もどうかしている。

…と言いながら、昔(昭和中期)は大学というのはお金持ちが行くところとされていたのだから、庶民が簡単に行けるところじゃなくてもよいのか…。

昭和後期の変な経済成長によって皆が中流意識を持つようになり、その頃から向学心もないガキが大学にも行くようになった例も多くなったのだろうし、専門的な勉強に取り組む水準でもない馬鹿ガキをお金の為に集めるFラン大学なんつーのが増えたのもこの頃なのかも知れない。

僕はしっかりと勉強しようという意欲のないものは大学に行かなくてもよいと思うし、大学を出ていなくても人間的な能力で就職先を選べるような価値観が普通になればいいと思っている。人の能力の一つには学力もあるがそれが全てではない。

そして、本心では学校法人として金儲けを優先していて、どうでもいいことを教えるテキトーな学校には補助金など出さずに少子化を期に淘汰されればいいと思っている。

そう考えると「大学に行くうえでの経済的なハードルが高くなる」というのも何からの変化を招きそうで面白いことなのかも知れない。