それ、バカが食うやつだな!

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「カミナリ」という漫才師をそれほど面白いとも思わない。と言うかそんなに面白くはない人たちだ。やかましいばかりの喋りなのだけど、彼らの台詞のなかにとても面白いものがあった。

「カツカレーチャーハンとか、チーズカレーパスタとか、チキンラーメンカレーとか(カミナリの漫才からの引用)」と食物を紹介したところ、「おめえ、それ、バカが食うやつだな!」という激しいツッコミが入るやり取りだ。

この場で「バカが食うやつ」とカテゴライズされてしまうカレーに気の毒な言い回しであるが、面白いやり取りだと思う。

そして、カレーよりも何よりも、この台詞がピタリとハマる「本当にバカが食うやつ」に相応しい食物を見つけた。


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先日、納豆と焼肉の区別のつかないバカな会社のことをこのブログに書いたのだけど、さらに噴飯モノの商品があることを知った。

麻婆豆腐味、鰻の蒲焼き味の納豆。
駄菓子屋の「○○太郎」と変わらないではないか⁉


「焼肉納豆、麻婆納豆、鰻納豆とか」
バチーン‼
「おめえ、それ、バカが食うやつだな!」
「ああ、全部ミツカンの納豆だった…」


これを駄菓子でもなく、日本の食文化の一つとして商品化して売り込もうという会社のバカさ加減は本当に笑える。


まあ、お笑いの「芸」というのは漫才にしてもコントにしても、計算した上で人を笑わせるためにバカなことを演じて見せるものだ。

しかし「芸人」と自称しながら「芸」など披露せず、パーソナリティの可笑しさだけで笑いを取ろうとするタレントがテレビを始めとしたメディアには溢れている。

ミツカンという会社は笑わせるために芸の一部としこれらを売出して宣伝しているのだろうか?そんなことはないだろうな?ただ「バカが食うやつ」を喜んで作るバカな会社なのだろう。