昨夜のメシ

先週の後半は会食が続いていたので自炊も疎かになっていた。ただ、これは先週末に限ったことではなくて、どうもここ最近、ちゃんとしたメシから遠ざかっていることを反省している。

年明けから過食が続いていて、酒にしてもメシにしてもどうも美味しくない。きちんと作ったものを食べることも重要だが、何を食べるかというよりも「食べる側の食欲が健全か?」ということの方が重要であることを痛感する。

これまでは数日、食べ過ぎないように過していたら胃腸の調子も良くなり、酒もメシも美味しく摂取出来るようになるのだけど、年明けからはそんなことをしていても「ちょっとしたはずみ」で食べ過ぎてしまい、なんだか胃の重い状態にすぐに陥ってしまっている。良くないことだ。

そんなことを思いながらも、昨夜はカレーライスを作って食べた。白粥とか絶食したりしないから、良くない過食スパイラルから抜け出せないのだけど…。

数日前にもカレーライスを作って食べていたが、この日のカレーは牛筋を用いたもの。スーパーで安価な牛筋を見付けて喜び勇んで買ったものを柔らかく炊いていたのだが、これを特に消費する予定もなく、そのうちに古くなりそうだったので安易ではあるがカレーにしたものだ。

安かったり良質の食材を見付けると買わずにいられない質は全く変わらない。子供たちと一緒にメシを食べることも割とあった時の習性のまま、イイ食材を見付けると僕の消費能力を無視してついモノを買ってしまうのだ。この「食材に対する意地汚さ」も僕の過食を助長している…。

 

今年50歳になってから胃腸の衰えを強く感じる。気持ちのうえでは「このくらい食べても平気だ」と思うものを食べると翌日の胃の重さがあまりに大きかったりする。

そんなことを感じ続けているのだけど懲りずに食べる僕という人間はよくよく食い意地の張った奴なのだと呆れたりする。