気に入っているもの

言いたくない辛辣なこと

タイトル「言いたくない辛辣なこと」なんて、日々の生活においては割と沢山ある。 社会で生活をしているとそんなことばかりだ。「取引先との契約終了」「提案いただいたものへのお断り」あるいは「お客からの要望に応えられずそれを断わる時」など…。 ただ、…

魚屋で感じる季節

沼津に越して来てから、既に半年が過ぎた。なんなら間もなく7ヶ月が過ぎようとしている。 この町にも随分と慣れてきたし、ここで日々を楽しく過ごす方法というのもそれなりに理解出来た。しかし、未だに「魚を食べる」ということにおいては満足のいくスタイ…

続 お土産とかプレゼントとか

しばらく前に書いたブログの続きを書く。 末娘が僕にくれたお土産のラーメンが幾らのものであろうとも、そしてその品が美味かろうが不味かろうが、世の中の評価がどうであろうとも僕にとってはとても嬉しい品である。 僕の記憶が確かならば「こむらさきのラ…

お土産とかプレゼントとか

人からものを貰うこともたまにはある。 先月も誕生日の際に以前の部署の部下たちから沢山の駄菓子が送られてきた。これは「送られてきた」ものなのだけど、「贈られてきた」という方が正しいのだろうか? 食べきらないほどの麸菓子とかスナック菓子とか、は…

【旅の思い出】砂浜

先日の旅のことを書こう。 熱海の昭和レトロホテルを楽しんだ僕たち一行は翌日、伊豆半島一周のドライブに出掛けた。 主賓である末娘はドライブのうちの9割を眠っていたように思うから、車窓から見える伊豆半島の海やら山の様子はほぼ覚えていないはずだ。 2…

大人っぽい振る舞い

先日の「旅行の思い出」を記す。 僕にとってはとても珍しいことなのだけど、先日「観光ホテル」に宿泊した。僕自身は宿泊するところがビジネスホテルであろうが、仮にどこかの倉庫のようなところであろうとも、寝床さえあれば僕なりに旅情を高めてその町の味…

続 スネークマンショーについて

先日、このブログにスネークマンショーというギャグ作品に、少年の日からの僕がどう接してきたのかについて記した。 「ギャグ作品」と称したものの、やはりそれは音楽との融合によって成り立つものであり、楽曲とギャグ、そしてそれらを取り巻く時代背景が相…

続 鞄の修理

去年の夏に旅にでた際に壊れてしまったスーツケースを「早くに修理せねばならん…」と思いながらもも放ったらかしにしていた。 沼津に引っ越してきてから、修理してくれるところを探していたのだが、やたらに高価だったりそもそも引受けてくれないところだっ…

今更、発見したこと

毎年思うことだが、今年もあっという間に3月になった。 年が明けてからの2ヶ月は基本的には仕事に追われていた。長時間仕事をしているわけでもないのだが、ずっと仕事のことが気になって、スッキリと心置きなくリラックスする時間などほとんど無かった。 そ…

鞄の修理

沼津に来てから、このブログには食物のことばかり書いている。何も僕の日常で起きたことを漏らさずにこちらに記しているわけでもないし、食物の他にもものを考えることはあるのだが、やはり食物以外で気持ちに刺激を与えてくれることが減ってきているのだろ…

テレビを見て真似する

タイトルだけで見ると「えらくダサいこと」をしているようだが、先日来、テレビに影響されて行動を起こしていることが割とある。 これは先月HDレコーダーを買い、それで普段はあまり見ないテレビ番組を録画してたまに見るようになったことがきっかけだ。 こ…

2024年 冬の燻製③ 

この数日、手をかけていた燻製も完成した。 「この数日」と言っても一昨日の夜中に燻製を始めるときに燻煙剤に火をつけて、同じような作業を昨日の夜にしただけだから、大した時間をかけていないし、「手をかけた」と言うのも全くの間違いで、本当に僕は何も…

2024年 冬の燻製①

「しばらく暖かな日が続くから、燻製は次の週末に…」なんてことを計画していたのだけど、ちょっと思うことがあり、今夜から燻製を作ることにした。 数日前に貧乏スモーカーは作っておいたので、今日以降の作業は大したものではない。 燃焼剤と燻煙チップを練…

飲み慣れんものを飲む②

昨夜の出来事。昨夜も客先での会食があり、分不相応な御馳走を食べる夜だった。ステーキを中心とした肉料理の店だ。 自分で行くことがないくらいの高級店ではないが、ステーキを食べたいならば、自分でオージービーフを買ってきて、ワサビ醤油で大口を開けて…

ブーツのことを考えていたら…。

「今年の冬は記録的な暖冬だ」とニュースなどが報じているが、僕にはそんなふうにも思えない。 …ということを以前にもこちらに記したが、とにかくこの冬はやたらに寒く感じるし、そのために出不精になりそれがデブ性を招いているという最悪なサイクルに陥っ…

Pensive Miss

タイトルは「ペンシィブ ミス」と読み、直訳すると「重大なる過失」となる。これはカウントベイシー楽団の佳曲のタイトルでもある。今日はそんな「今年やってしまったミス」について書く。 2024年が始まって40日くらいが過ぎた。今年のうちのもう10%以上が…

盛大な会食を支度する

この間の土日のことだ。引越す前に所属していたバンドの仲間3人を招いて、遅くはあるが新年会を開いた。バンドを辞めたあとも時々ラインでやり取りを続けている「気の置けない仲間たち」である。 彼らを招くにあたり、僕はしばらく前から入念なる支度を続け…

モノの耐久年数

こちらは「FORZA」の記事で僕のスマホが推奨してきたものだ。この見出しには「かつては大いに賛同していた」のだが、それも全て正しい訳では無いと思ったことを記しておく。 12月の初旬に修理に出していた革靴が年明けに戻ってきた。15年くらい前に買ったは…

冬の寒さ

今週は「この冬一番の冷え込み」というようなことが報じられていた。「この冬一番」と聞くと、この数日が一番寒い期間で、あとはこれ以上に寒い日はない…と思ったりするのだけど、これはこの冬これまでで一番寒い日…という意味で、なにも「あとは暖かくなる…

想像料理

なんとも意味有りげなタイトルにしてしまったのだが、「食物の名前は知っているがその実を知らないもの」というのは意外に沢山ある。 ネットで調べればあっという間にそれが何なのか分かる…ということも分かってはいる。しかしそれをしないのは「多少の興味…

近所の中華食堂

ある晴れた日、僕は一人の老人にともなわれてふらりと町へ出た。老人はラーメン暦四十年。これから僕に、ラーメンの正しい食べ方を伝授してくれるのだという。 僕:「先生、最初は、スープからでしょうか、それとも麺からでしょうか?」 老人:「最初はまず…

【モノ】とんすい

華美なものであってもなくても、使いやすくて日々の生活に溶け込んでいる好きなモノについて記す。 「とんすい(呑水)」とは、小さい取っ手が付いた小鉢のこと。 通常の小皿よりもサイズが大きく深さもあるので、鍋の取り鉢として使われています。 ……これは…

出世魚

正月を迎えてから既に2週間が過ぎた。2週間なんて言うと「ちょっとの間のこと」のようにも感じられるが、一年間52週のうちの4%を既に過ごしたことになる。 この正月はダラダラ生活だったので、特に正月らしいものも例年と比べると食べずに過ごした。まあ、な…

家具のケアをする。

沼津に越してきてから、ウチに中の設備投資に余念がない。設備投資なんて言ってみても、ウチを快適に過ごす空間にするために割とお金を使っている…ただそれだけのことだ。 引っ越しをすると足りなくなるものも生まれてくるし、逆に新居では使えなくて不要に…

フォークの背でメシを食べる。

先週末のことだが、仕事で熱海に行った。「熱海に行く」という言葉自体がなんだか楽しいところに遊びに行くことのように僕には聞こえるのだけど、特別に楽しい訳でもない。 朝から出掛けて昼には熱海での仕事を終えて沼津に戻る。その前に熱海で昼食を済ませ…

昆布締めのその後

昨夜、昆布締めのことについて書いたが、わざとらしい旨味がそんなに好きになれず、最後は茶漬け…もとい、湯漬けにしていただいた。 食べる少し前に醤油に浸した昆布締めを熱い湯を注いだメシのうえに乗せる。イサキという魚は簡単に火が通ってしまうので、…

昆布締めを食べて思うこと

今夜の夕食にはイサキの昆布締めを食べた。数日前に買ったイサキの切身をその日のうちに半身を湯漬にして食べ、残った半身を昆布締めにしておいたものだ。 自分で昆布締めを作って食べるのは10数年ぶりのこと。若い頃は白身の魚を昆布で締めるなんてことがと…

昨日と今朝の夢

この数日、やけにおかしな夢…というかなかなか終わらない連続性のある夢を見ることを前回書いた。 僕の見る夢は僕の脳味噌が夢として僕に感じ取られせているもので、「故人が夢枕に立った」とか「心霊スポットに行ったら知らない人が夢に出てくるようになっ…

カリフラワーについて②

昨日の続きで、今日もカリフラワーのことを記す。 幼少期の僕にとっては「花野菜」というものがカリフラワーのことだったし、何ならブロッコリーのことも「緑の濃い花野菜」だと呼ぶのだと思っていた。後者については比較的早い段階で「これはブロッコリーと…

カリフラワー

今日から仕事も本調子で始まった。1/4と5も仕事だったのだが、新年の挨拶回りとか。 …って言ってもお世話になったり、なる方々に挨拶に伺うことも立派な仕事なので「本調子」というのも変なのかも知れない。 そんな仕事の帰り道、僕はスーパーに立ち寄りカリ…