「名もなき麺」の続報

3ヶ月くらい前に書いていたものが下書きに残っていた。そちらの加筆版を本日はアップする。

 

この正月、我が家に遊びにやって来た長女から「名もなき麺」というものの話を聞いた。

https://datetaira.hatenablog.com/entry/2024/01/19/114723

要するに「インスタントラーメンとかそこらスーパーなどで買う麺なんてものは特にブランド化されたものでなくても、食べりゃそれはそれで美味しいし、まず安いよ!」という話である。娘とこの話をしてから僕はやたらに「名もなき麺」への関心が高まったようだ。

なんて言ったところで、僕が簡単に足を運んでいる生活範囲には割と高級(?)なチェーンスーパーしかないから、そんなにニッチな品、この場で言うところの「名もなき麺」に遭遇することもそんなに無い。

そんな状況下で、数日前のことだけど散歩に出掛けると色々なものを発見した。その一つがこれまであまり見たことのなかった「名もなき麺」たちである。

初めて目にするわけではないが、ここ最近の僕が滅多に目にすることなかった珠玉の「名もなき麺」たちだ。

一流ブランドの「サッポロ一番」は500円近い価格(5食セット)で売られているたのに対して、その半額くらいの値段で売られる麺たち…。それらの品質がブランドものの半分なのか?というと決してそんなことはないだろう。

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以下は4/18に加筆。

この日は散歩をしていて、なんだか新鮮に目に映るものがないかと沼津のローカルスーパーに入店した。そこで見かけたのが写真のラーメンなのだが、大手のスーパーはプライベートブランドの安い「名もなき麺」を売っている。名もなき麺のくせにそこまでのマイナー感が漂わないのがふしぎなところだ。

写真のラーメンは名前がついていないわけもなく、「サッポロラーメン」「味の大関」という堂々たる名前が表示されているのに「名もなき麺」の称号はこれらのためにあるのではないか?と思うほどの「王道の名もなき感」を漂わせている。価格も名もなき麺らしい素晴らしい安価っぷり。

そして、味は……。というと僕は知らない。これを見つけて面白がってみたものの買う気にはならず、勿論賞味もしていない。その後、インスタントラーメンを買う機会はあったが、僕は迷わず「うまかっちゃん」と「好きやねん」を買った。

面白いけど購買意欲をそそられないラーメンたち。食べることもなくそれらを語ることも出来ないので、今度いつか買ってみたいと思う。