2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

盛大な会食を支度する

この間の土日のことだ。引越す前に所属していたバンドの仲間3人を招いて、遅くはあるが新年会を開いた。バンドを辞めたあとも時々ラインでやり取りを続けている「気の置けない仲間たち」である。 彼らを招くにあたり、僕はしばらく前から入念なる支度を続け…

モノの耐久年数

こちらは「FORZA」の記事で僕のスマホが推奨してきたものだ。この見出しには「かつては大いに賛同していた」のだが、それも全て正しい訳では無いと思ったことを記しておく。 12月の初旬に修理に出していた革靴が年明けに戻ってきた。15年くらい前に買ったは…

柚子の再利用

冬至はとうに過ぎているし、もうじき節分を迎えようかという時期なのだが、今日は湯船に柚子を浮かべてみた。 そもそも僕は熱い風呂に長時間浸かって過ごすことが大好きで、熱い湯を張った風呂に4分の3くらいの蓋をして、風呂に浸かった状態でその風呂蓋のう…

冬の寒さ

今週は「この冬一番の冷え込み」というようなことが報じられていた。「この冬一番」と聞くと、この数日が一番寒い期間で、あとはこれ以上に寒い日はない…と思ったりするのだけど、これはこの冬これまでで一番寒い日…という意味で、なにも「あとは暖かくなる…

想像料理

なんとも意味有りげなタイトルにしてしまったのだが、「食物の名前は知っているがその実を知らないもの」というのは意外に沢山ある。 ネットで調べればあっという間にそれが何なのか分かる…ということも分かってはいる。しかしそれをしないのは「多少の興味…

近所の中華食堂

ある晴れた日、僕は一人の老人にともなわれてふらりと町へ出た。老人はラーメン暦四十年。これから僕に、ラーメンの正しい食べ方を伝授してくれるのだという。 僕:「先生、最初は、スープからでしょうか、それとも麺からでしょうか?」 老人:「最初はまず…

柚子を干す

年末に田舎の母が送ってくれた荷物の中に柚子が数玉入っていた。「果汁は少ない」とのことだっが、その言葉のとおりに半分に切って絞ってみても種が多量に出てくるものの、果汁と呼べるようなものは本当に少ししか滴り落ちてこないものだった。 年末にこの柚…

ダスティンホフマンの朝食

今朝のことだが、ものすごく久しぶりにフレンチトーストを作って食べた。「ものすごく久しぶり」なんて言ったが、作ったことがあるとしても小学生の頃のように思うし、それも妹が作るのをそばで見ていたレベルだったような気もするから、その実は初のフレン…

【モノ】続 とんすい

僕の愛用しているとんすいは萬古焼の「墨貫入土」というもの。三重県四日市市が産地で、昭和30年から60年以上もの長い間変わらないデザインで作られている。特徴はヒビ模様で、この模様は古くから使われてきた技法で、土台にかけた釉薬が焼成中に溶けて、そ…

【モノ】とんすい

華美なものであってもなくても、使いやすくて日々の生活に溶け込んでいる好きなモノについて記す。 「とんすい(呑水)」とは、小さい取っ手が付いた小鉢のこと。 通常の小皿よりもサイズが大きく深さもあるので、鍋の取り鉢として使われています。 ……これは…

モノの本質

正月に我が家に遊びに来た長女と話していた時に「名もなき焼きそば」という単語を聞いた。これは普段、どんなものをよく食べているか?という話を僕たち父子がしていた中で出てきたものである。 長男と一緒に住んでいる長女、娘だけでなく息子も含めた彼ら2…

飲んだあとで食べる

今日は遅めの午後から取引先の行事に参加していた。隣町(町内会の隣接地域というものではなく隣の市町)にある取引先の新社屋の落成式〜その竣工祝賀会みたいなものだ。 町の有力者のみならず、この地域に票田を持つ国会議員を数人集めての賑やかなもので、中…

出世魚

正月を迎えてから既に2週間が過ぎた。2週間なんて言うと「ちょっとの間のこと」のようにも感じられるが、一年間52週のうちの4%を既に過ごしたことになる。 この正月はダラダラ生活だったので、特に正月らしいものも例年と比べると食べずに過ごした。まあ、な…

家具のケアをする。

沼津に越してきてから、ウチに中の設備投資に余念がない。設備投資なんて言ってみても、ウチを快適に過ごす空間にするために割とお金を使っている…ただそれだけのことだ。 引っ越しをすると足りなくなるものも生まれてくるし、逆に新居では使えなくて不要に…

フォークの背でメシを食べる。

先週末のことだが、仕事で熱海に行った。「熱海に行く」という言葉自体がなんだか楽しいところに遊びに行くことのように僕には聞こえるのだけど、特別に楽しい訳でもない。 朝から出掛けて昼には熱海での仕事を終えて沼津に戻る。その前に熱海で昼食を済ませ…

これも花野菜

この数日、カリフラワーを茹でてそいつにマヨネーズをかけて食べていた。同時に緑黄色野菜というか、アクの強い野菜も身体が欲していた。 正月を挟む休暇の間に特別に怠惰な食生活を送るつもりはないのだけど、なんだかめでたいような気持ちになって普段以上…

昆布締めのその後

昨夜、昆布締めのことについて書いたが、わざとらしい旨味がそんなに好きになれず、最後は茶漬け…もとい、湯漬けにしていただいた。 食べる少し前に醤油に浸した昆布締めを熱い湯を注いだメシのうえに乗せる。イサキという魚は簡単に火が通ってしまうので、…

昆布締めを食べて思うこと

今夜の夕食にはイサキの昆布締めを食べた。数日前に買ったイサキの切身をその日のうちに半身を湯漬にして食べ、残った半身を昆布締めにしておいたものだ。 自分で昆布締めを作って食べるのは10数年ぶりのこと。若い頃は白身の魚を昆布で締めるなんてことがと…

昨日と今朝の夢

この数日、やけにおかしな夢…というかなかなか終わらない連続性のある夢を見ることを前回書いた。 僕の見る夢は僕の脳味噌が夢として僕に感じ取られせているもので、「故人が夢枕に立った」とか「心霊スポットに行ったら知らない人が夢に出てくるようになっ…

夢見

この数日、やけに明確に覚えるような夢を見ている。これは「事業計画書などを踏まえた僕の将来設計」というような夢でなく、眠りこけながら脳味噌のバグの一つとして記憶に残ってしまう儚い夢の方のことである。 覚えることの出来る夢のなんてものは、本当に…

カリフラワーについて②

昨日の続きで、今日もカリフラワーのことを記す。 幼少期の僕にとっては「花野菜」というものがカリフラワーのことだったし、何ならブロッコリーのことも「緑の濃い花野菜」だと呼ぶのだと思っていた。後者については比較的早い段階で「これはブロッコリーと…

カリフラワー

今日から仕事も本調子で始まった。1/4と5も仕事だったのだが、新年の挨拶回りとか。 …って言ってもお世話になったり、なる方々に挨拶に伺うことも立派な仕事なので「本調子」というのも変なのかも知れない。 そんな仕事の帰り道、僕はスーパーに立ち寄りカリ…

街(の代替品)に出る

三連休の最終日、僕は俗世間との接点を持ちたくて郊外のショッピングモールに出掛けた。 沼津というところはその昔は駅前の商店街も栄えていたのだろう。立派なアーケード商店街があり、まだ全てがシャッターを閉めている訳ではないがそこで買い物をする人は…

粥を啜る朝

昨夜、七草粥のことを考えていると粥を食べたくなった。 普段の食欲というものは胃腸に負担をかけることそのものが食欲の大きな要素を占めているように思う。もちろん、味覚が一番要素なのだが、食べ応えでの満足感を求めて食欲があるようだ。そうした普段の…

「草」を食べる

1月に入って一週間が過ぎようとしている。三が日のうちにスーパーにも出掛けたが、僕のウチの最寄りのスーパーでは1月の2日には早々と「春の七草セット」みたいなやつを売っていた。 「いやいや、1月の2日なんてまだ正月真っ盛りで御馳走を売るべきだろう。…

夜なべ

意味 夜なべとは、夜に仕事をすること。夜業。 夜なべの語源・由来 夜なべの語源には、以下のとおり諸説ある。 1.夜に鍋物を食べながら仕事をすることから「夜鍋」。 2.昼に夜を並べて仕事をする意味で「夜並べ」。 3.昼の仕事を夜に延ばす意味で「夜延べ…

魚市場の様子

昨日は「普段の生活リズム」から大きく逸脱する早起き生活をしていた(厳密に言うと余儀なくされた)のだけど、夜は買ってきた餃子を焼いて大飯を食らってすぐに眠ってしまった。 自分でも呆れるくらい怠惰な年明けである。多分、21時頃には眠りこけていたので…

生活リズム

昨日は沼津魚市場の初競りに出掛けた。僕は水産関係者ではない。しかし、昨日ばかりは仕事の一環でそこへ行かねばならなかったのだ。 初めて目にする市場での魚の競りというものはとても興味深く、発見も多かった。しかし、それ以上に「生活リズム」のことの…

正月料理について

今年の正月も特に正月らしい料理を支度しなかったのだが、その支度しなさっぷりと言うと近年稀に見るレベルだったように思う。 この数年、煮染めくらいはちゃんと炊いて…って、考えてみると煮染めを作るくらいで、あとは買ってきた数の子を塩抜きするくらい…

年末年始の料理

ボーッと過ごしていた年末年始だったが、幾分かは料理もしたのでそのことを忘れないうちにメモしておこう。 ■12/27。この日から休暇。昼間に職場に出掛けて残務処理などしたが、特に特にこれと言った料理もしていないように思う。 ■12/28。朝から末娘がやっ…