経年変化と経年劣化

ジージャンのエイジングのためにガキガキに糊付けするようになって何年か経つが、これは今でもちゃんと続けている。 糊付けの利点は「とにかくカッコよくジージャンが育つこと」だ。お洒落のために着る服なのでお洒落であることが唯一最大の存在価値だ。 ジ…

昨夜のメシ

先週の後半は会食が続いていたので自炊も疎かになっていた。ただ、これは先週末に限ったことではなくて、どうもここ最近、ちゃんとしたメシから遠ざかっていることを反省している。 年明けから過食が続いていて、酒にしてもメシにしてもどうも美味しくない。…

コロナ変化から1年

先週は水曜日、木曜日、金曜日と三夜連続での会食だった。僕は酒を飲むことは好きだし、3日続けて飲むということも特に珍しくはないのだが、3日続けて人と飲むのは実に珍しいことだった。 コロナが流行ってから、僕は本当に外で飲まなくなった。この習慣は今…

「名もなき麺」の続報

3ヶ月くらい前に書いていたものが下書きに残っていた。そちらの加筆版を本日はアップする。 この正月、我が家に遊びにやって来た長女から「名もなき麺」というものの話を聞いた。 https://datetaira.hatenablog.com/entry/2024/01/19/114723 要するに「イン…

ベランダ菜園 沼津版

沼津に来るまでのウチには広いベランダがあり、そこは陽当たりも風通しも良い気持ちのいい場所だった。室内からの段差もほとんどなかったので、空気の気持ちいい季節にはベランダに椅子を出して酒を飲んでみたりしていたし、敷物を敷いてそこに寝転がって本…

言いたくない辛辣なこと

タイトル「言いたくない辛辣なこと」なんて、日々の生活においては割と沢山ある。 社会で生活をしているとそんなことばかりだ。「取引先との契約終了」「提案いただいたものへのお断り」あるいは「お客からの要望に応えられずそれを断わる時」など…。 ただ、…

外で弁当を食べること

昨日の昼間、久しぶりに外で弁当を食べた。…と言っても花見に出掛けて行楽弁当を食べるような雅やかなものではなく、昼に食べようと買った弁当を駅のベンチで食べるという、ごく日常の食事の場所だけが日常ではなくなったものだった。 列車の中で弁当を食べ…

魚屋で感じる季節

沼津に越して来てから、既に半年が過ぎた。なんなら間もなく7ヶ月が過ぎようとしている。 この町にも随分と慣れてきたし、ここで日々を楽しく過ごす方法というのもそれなりに理解出来た。しかし、未だに「魚を食べる」ということにおいては満足のいくスタイ…

続 お土産とかプレゼントとか

しばらく前に書いたブログの続きを書く。 末娘が僕にくれたお土産のラーメンが幾らのものであろうとも、そしてその品が美味かろうが不味かろうが、世の中の評価がどうであろうとも僕にとってはとても嬉しい品である。 僕の記憶が確かならば「こむらさきのラ…

今日も伊東へ

僕は基本的には土日は休みなのだが、平日に残業するのが好きではないので土日に仕事をすることが多い。今日も朝からデスクワークをこなし、昼前には伊東のお客さんのところへと出発した。 沼津から車で伊東に向かうとだいたい1時間以上かかる。昨年からもう…

好きな花束

一昨日、天城で山葵を買った。この時期にしか出回らない山葵の花であり、僕が一番好きな花束だ。 沼津に来てから割と簡単に良質の山葵が手に入ることに胡座をかいてしまっていて、醤油漬けの作り方がどうもぞんざいになっていたようだ。昨夜は、初心に立ち返…

続 蕨を食べる

昨日の昼間、僕は蕨を茹でた。 蕨という食材を買うのは初めてのことだ。「買わずに摘んでいたから…」なんてトンチ小僧のようなことを言うわけでもない。蕨を買うだけでなく、蕨を料理することも初めてのことだったのだ。 子供の頃は春になるといつでも蕨が食…

蕨を食べる

昨日、出掛けた先で蕨を買った。 蕨という食品は子供の頃は山村…というかド田舎に住んでいたこともあり、春になると祖父祖母、そして父母、一家総出で蕨を摘みに出掛けてよく食べたものだ。 小さな頃は、僕がちゃんと蕨を見つけて摘み取ると祖父やら祖母が大…

伊東のマンボウ

今日の夕食には伊東やら天城やら、昨日出掛けた先で買ってきた良質な食材があるので色々と食べたかったのだが、昨夜のマンボウの残りがあるので、まずはそいつを食べることにした。 昨夜は既報の通り刺身で食べたのだけど、これはもう食べたくなかった。と言…

伊東のラーメン

昨日は下田〜稲取〜伊東のあたりを仕事で回っていたのだけど、東伊豆に「肉チャーハン」なる名物料理があるとのことで、その店まで足を運んだ。 「足を運んだ」なんて言っても移動途中に少しだけ道を逸れたところに肉チャーハンを出す「ふるさと」という店は…

「慣れない食物」への興味

さて、大層なタイトルをつけたが大したことを論じるわけでもない。最近の出来事から思い出したことをこちらに記しておく。 まず、タイトルについて話をするのだけど、これからの話は僕が中学生の頃の記憶である。それは、当時の僕の母が僕に対して熱弁を奮っ…

お土産とかプレゼントとか

人からものを貰うこともたまにはある。 先月も誕生日の際に以前の部署の部下たちから沢山の駄菓子が送られてきた。これは「送られてきた」ものなのだけど、「贈られてきた」という方が正しいのだろうか? 食べきらないほどの麸菓子とかスナック菓子とか、は…

名曲に登場する花

この春、留年とかせずに無事に中学校を卒業出来ることになった末娘が昨日から今日にかけて我が家に遊びに来た。 昨夜は夕食後に「サウンド・オブ・ミュージック」を一緒に見た。この作品はベタではあるし子供向けのものなのかも知れないが、主張と見せ場がス…

小麦粉料理

昨日から末娘が遊びに来ており、昨夜は彼女のリクエストにより「洋食」での夕食とした。 マカロニグラタンを作って食べさせたのだが、これを作るのは25年ぶりくらいのことだった。ならば「25年前、なんの時にグラタンを作ったのか?」と考えても全く思い出せ…

一昨日、金曜日のこと。 この日は朝から随分と雨が降っていて、出掛けるのも相当億劫だったのだが、浜松まで出張した。仕事なので仕方ない。 ザーザー降りだった雨は昼過ぎにはピタリと止み晴れ間が出てきた。朝から暖かい…というよりも、雨による湿気もあっ…

【旅の思い出】砂浜

先日の旅のことを書こう。 熱海の昭和レトロホテルを楽しんだ僕たち一行は翌日、伊豆半島一周のドライブに出掛けた。 主賓である末娘はドライブのうちの9割を眠っていたように思うから、車窓から見える伊豆半島の海やら山の様子はほぼ覚えていないはずだ。 2…

世代的な話

僕は先日50歳になったのだが、同世代の男性にとって「キン肉マン」という漫画は非常に馴染み深いのではないかと思う。 これに触れるのも、僕の住む沼津に「キン肉マンミュージアム」なるものが出来るからで、今週前半にこのことを知ってから「キン肉マン」の…

恩師と飲む

数日前、お彼岸の中日のことだ。この日の僕は午前中から職場にいてデスクワークを進めていた。 集中力を持って作業に当たれば割と効率良く素早い作業が出来る太刀だと思っているのだけど、僕のエンジンはなかなかかからない。人から話しかけられたり他のメー…

鮨の本

非常に短絡的な「御馳走思考」を持っているから、僕のウチに家族が集まって賑やかに食事を摂るときの献立は「天麩羅、手巻き寿司、鍋物」であることが多い。 これは「御馳走思考」でもあるが「御馳走志向」とか「御馳走嗜好」とも呼べるのかも知れない。 先…

大人っぽい振る舞い

先日の「旅行の思い出」を記す。 僕にとってはとても珍しいことなのだけど、先日「観光ホテル」に宿泊した。僕自身は宿泊するところがビジネスホテルであろうが、仮にどこかの倉庫のようなところであろうとも、寝床さえあれば僕なりに旅情を高めてその町の味…

旅ではなく「旅行」

末娘の高校受験も終わった。遂に我が家から義務教育を受けるガキもいなくなる。徐々にではあるが、家族構成員もそれぞれの道を歩み始め、個々の生活を送るようになることは嬉しいようでもあり、やはり寂しいようにも思う。 さて、末娘の義務教育卒業に合わせ…

続 春らしい食物

数日前、「てんや」で昼食を摂った。沼津やその周辺には「てんや」は存在しない。物質的に便利な都会にいる人には意外に思うことかも知れないが、日本の多くに地方には「都会ではそこらにある店」が無いのだ。 そこで見かけたメニューがこちら。 菜の花とイ…

五十の夜

先週の出来事だが、僕は五十歳になった。 土曜日と日曜日、続けて朝早くからイベントの仕事だったので特に誕生日を祝うようなこともなかったが、それでもイベントで会った職場の後輩からお祝いの言葉をかけてもらったりした。 そんな日の夕方前には娘たち二…

先週末からの出来事

一昨日、昨日の土日は両日とも朝から仕事だったので、しばらく前から憂鬱な気持ちでいた。「朝は7時過ぎから仕事」という僕にとっては早朝勤務のような状態だったので、それだけで気が重かったのである。 その前日、3/8、金曜日のことをこちらに記す。 金曜…

コンビニの品揃え

昨夜、便箋が必要になったのだが、ウチには便箋が切れていたこともありコンビニに出掛けた。夜、自宅で落ち着いてから買物に出掛けるのはとても久しぶりのことのように感じた。半年近く前に引越をした際に乾電池を買いに出掛けて以来ではないだろうか? 歩い…