コロナ騒動で感じた疑問 備忘録

様々な意見が飛び交っている。

自粛による経済の崩壊の方が大きな被害をもたらす。

命を失ってからで無意味。とにかくウィルスの終息を図るためにあらゆる活動を全面的封鎖すべきだ。

感染者の数値発表は、検査が行き届いていない現状では、氷山の一角に過ぎないので信じてはいけない。

国によるマスクの至急など無駄。といいながらマスクを買えないことに苛立つ大衆。

行動自粛していないと思われる人に対して、告げ口のごとくSNSなどで罵詈雑言を吐く人。

皆が皆、それぞれの事情もあるだろうから、その人なりには全てが正しい意見なのだろうと思う。しかし、なんにしても「今の状況が良くないからそれに対しての文句」だけを言う奴の多いこと!

ならば、今の政治が少しでもよくなるように「次の選挙」には絶対に行けよ。喉元過ぎれば…ということを政治家たちは知っているから、今だけをやり過ごそうとしているように思えてならない。

数ある意見のうち、何が正しいかはともかく、政治に一票を投じることで改善できる明日があるのに…。騒動に扇動されて、先を見通さないその場の気持ちに皆が向いているのではないか。


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若い頃に見た「竜馬暗殺」の原田芳雄
劇中の幕末の殺伐とした雰囲気の一つとして「ええじゃないか」が登場したのが薄気味悪く印象的だった。今の大衆も「ええじゃないか」になっていないだろうか…。