借金に気が付かない馬鹿

身近なものが増税するとなると人は騒ぎ出す。

一部の金持ちとか企業が更に金を溜め込めるようなシステムになり、平民はその道具として使い捨てられることが国の施策で決まった時は大して騒ぎもせず、現在では風邪と同じような扱いになった流行り病のために馬鹿のように税金を投入しまくっていた時にすら大して騒ぎもしなかった馬鹿に限って、目先の増税にばかり吠えているように思う。

「いや〜、コロナの間は支援があったから何とかなりました」なんて言う飲食店経営者がいる。そんな店はとっとと潰れるべきだったのだ。コロナが始まり、人々の消費スタイルが変化し始めた時、僕は本当に「日本の洗濯」にようやく手が付けられると嬉しく思っていた。つまらん飲食店は潰れて、そこの人間は土方でも内職でもなにか別の仕事をすればいい。そんな仕事でも人が人らしく生活できるように給与体系が見直されるべきだったのだ。なのに、僕の身の回りでもどうでもいい暴利を貪る中華屋とか居酒屋が生き残っている。

そんな店の存命のために貴重な財源が浪費されたこと、そして国が何かをやるには税金が必要で「なにかやればやるほど自分たちの先々の税金が増えること」をなぜ考えない人が多いのだろう。