今朝テレビを見たら「数年ぶりの規制のないゴールデンウイークで、観光地がごった返している」というような特集をやっていた。
まとめて休みが取れて、どこかへ出掛けて遊ぼうと思う気持ちは分かるが、テレビを見ていると馬鹿ばかりが各々の意見を言っていたので感想を記す。
観光地は混雑し、マナーを持ち合わさない客が散らかしたゴミに困る。そんなことを観光地の商店関係者などが言っていた。
そもそも土産物屋なんていうのは観光地にやって来るアホな客のおこぼれでメシを食わせて貰っているのだから、ゴミなんかは土産物屋たちが片付ければいいだけだ。
観光地の余録でメシを食わせて貰っているやつが観光地のケアをするのは当然だ。勿論、ゴミを散らかさないという人間としての民度を守ることが大切だ。しかし、観光地の傍で手前だけが利益をあげようというムシの良い考えを持っては駄目だ。
観光地に行ったら付近の飲食店もごった返していて、ちゃんとしたものが食べられなかったと被害者のように嘆く客。その土地で美味しいとネットなんかで評判の良い店に行ったけど入れなかったので、そこらで買い食いをして食事を済ませた。こんな奴がいた。
こいつは自分自身が元凶であることを分かっていない。お前がやって来るから混雑するのだ。
美味いものを食べたいのなら、ちゃんと混雑状況も踏まえて日程を組めばいい。無計画に飲食店にやって来て、混雑していることに文句を言うやつこそ、ちゃんとしたものなど食べられなければいい。
未だに「休暇にはゴミゴミとした観光地に出掛けないと休日を無駄にした」なんて考える人もがいる。長い休みに時間をかけないと出来ない旅をするのは大いに結構だ。しかし、人でごった返したところに言って、それについて文句を言うくらいなら出掛けなけりゃいいのにと本当に思う。
わざわざ煩わしい場所に出掛けて、そしてストレスを持って帰って来る。そんな行為で休日に過ごす馬鹿とはあまり関わりあいたくない。
この文はこどもの日の昼頃、まさにゴールデンウイークに書いている。長閑な河川に寝転がりコークを飲みながらだ。
いい場所なのにおそらく半径500メートルには10人も人はいないのではないだろうか?ここはアホの集まる観光地とは違って本当にゆっくりとした時間が流れている。
心地の良い初夏の風に吹かれ、陽射しをたっぷりと浴びながら過ごす午後。素晴らしい時間である。