【夏旅】

昨日の昼時に長岡に着いた。

4年前の夏に18切符で只見線に乗ろうとして、南魚沼周辺を移動していた時に2時間くらい長岡で過ごしたことがある。その時は、割りと評判の良い居酒屋に行き刺身などを食べたのだけど、別に不味くもないが特に美味いものでもなかったように記憶している。

新潟県が米どころであることは小学生の時に社会で習ってから当たり前のこととして知っていたが、広く拡がる立派な田圃を実際に見ると「米どころと呼ばれるだけのことはある」と改めて驚いたのだった。

今年もそんな田園地帯を抜けて長岡に着いたのだが、長岡の町はちょうど花火大会の日でめちゃめちゃにごった返していた。4年前に訪れた時は、まだコロナ前だったが人通りは少なく、普通の田舎町だと思ったが、昨日はここは池袋か?と思うほどの人の密度だった。

池袋というのはテキトーに密度のことを言っているのであり、埼玉っぽい人が多かったとか風俗が好きそうな人が多かったとかビンボー人が多かったとか、そういう人種的なことではない。沢山の人で溢れかえっていたということだ。

そんな人口密度の昼時なので、駅周辺の飲食店は何処も一杯だった。そりゃ、花火大会目当ての人もいれば、全く長岡に興味のない僕たち親子のような「ぶらり旅行者」までいるのだから…。

3年前の夏は誰も出歩いていなかった。その時とこの夏でコロナウイルスの威力や治療方法なんて大して変わってもいないのに、政府の規制が解かれたらいきなりこの様子だ。マスクしてるのなんて、僕に同行している長男とたまに見かける数人くらいで、「かかると致死率が高い」とされるジジイやババアもマスクせずに楽しそうに人混みの中を歩いていた。

国のキメたことに従う…というか、自分でものを考えて行動しない烏合の衆のようなバカが多いのだなと感じる光景だった。僕自身は「どうせウイルスを抑え込むことなど出来ないのだから、行動規制とかワクチンとか止めろ。経済を衰退させ税金の無駄遣いなだけだ」と強く思っていたので、こういう状態になるのが遅すぎるのだ。もっと早くからウイルスなど気にせずに行動すべきだったし、それ以上に「300兆円もの無駄金を使って国民に多くの借金を追わせた政府関係者」をすぐに断罪すべきなのだ。

そんなことを感じされられた長岡の花火大会(というか、その混雑)だったが、