これも毎年思うこと

今日は節分である。この日を特に楽しみにしているわけでもないが、正月以来なんともだらけた気持ちで過ごしていようとも月日はながれていき、もう春が来ようとしているのだ。気がつくと桃の節句を迎えてあっという間に桜の時期になるのだろう。

こうしたことは本当に毎年感じることだし、このブログにも同じようなことを書いている。しかし、これらは「夏になったので暑いね」とか「夜になったから眠い」などと同じような「人の生活においていつもの当たり前のこと」なのだ…と捉えて、毎年同じようなことを感じて毎年同じようなことをブログに記すことを正当化することにする。

さて、今回もそんな「毎年感じていること」について書く。

昨日、スーパーのレジに並んでいたら、僕の前に年配夫婦がいた。沼津ではスーパーの多くが郊外にあり、巨大な駐車場があって市民は本当に1週間分の食料を買い溜めするような感じで買物をしている。

その日に食べるものは極力その日に買いたい僕としては沢山の食材を買い溜めておくことを好かないのだが、安価で良質なスーパーが近くにないものだから、沼津に来てから随分と買い溜めするようになった。まあ、僕一人の食材の仕込買い溜めなので一度に買う量は知れているのだが…。

話が逸れた…。昨日のスーパーのレジの年配夫婦もすごく沢山の食品を買っていた。何人家族?3世代同居だよな?というくらい沢山。

そんな買物カゴの中には沢山の恵方巻が入っていた。この恵方巻は翌日の節分に食べるのだろうか?ならば今夜は冷蔵庫で保存されるだろうから冷たく冷えた太巻きはボソボソになり、海苔の香りなど皆無になってそれはそれは不味いものになるのだろう…。

それを防ぐために今夜食べるにしても、今夜は節分でもないし、そもそもこれだけ沢山の海苔巻を買うのなら自分で作った方が割安だろうが、バーカ!…そんな気持ちで頭の悪そうな年配夫婦を眺めていた。

https://datetaira.hatenablog.com/entry/2020/02/03/094101

まあ、毎年似たような光景を目にして似たようなことを感じるものなのだ。

 

そして今日。普段行くことのない少し離れたスーパーに行くと朝から恵方巻を買い求める客が沢山いた。

次から次へと買物カゴに恵方巻きを入れる婦人(ババア)。この人は海苔巻を作ろうともしなければ、巻立ての海苔の気高い香りとか冷えていなくてカチカチになっていない寿司飯の美味さなども分からないのだろう。

写真の後にもまだ海苔巻を追加していたから相当な量だ。その量だと結構な金額になるし、スーパーの惣菜にそれだけのお金を払うのならその金額で格上の具材を使った太巻きを作ることが出来るだろうに!

料理に工夫をすることもなく、季節の移り変わりに思いを巡らすこともなく、エサのようなものを食べる人たち。この国にはこの手の奴が多数派なのだろうけど、そんなのとは極力接したくない。