3月だ。
弥生だ。
空が霞んでもいなければ、桜もまだそんなに見ぬがもう春だ。
サラリーマンの宿命で、人事発令の時期が近づいてくるとそわそわする。何かの直接的なきっかけがあるわけではないが、この4月の人事で僕は転勤しそうな気がしている。いや、本当に勘とか気分のものだけど…。
そんなことを考え始めると、この部屋やこの街で過ごす時間も限られているような気がしてきて、「今ここに住んでいること」をしっかりと味わおう…なんて気になってくる。
別に引っ越すからとかではなく、普段から「今その場でできる最大限の楽しみ」を追及しておくべきなのだ、本当は。
失ってから分かる、とか失いかけてから分かる、では遅いのだ。「この街で過ごすこと」に限らず、納得のいく日々を過ごさねぱならん、と強く感じた。
※昼前にホームセンターに出掛けるときに通った隅田川。春の麗らかさはまだまだだけど。
