コロナ対策の観点から…という意図はあまりないのだけど、やはり人混みを避けた生活を心がけている。
賑やかなところでワーワー飲んで騒ぐことも好きだし、密室に近いところでマイクを持って歌うのも大好きだ。
しかし、我慢しようと思えば大したストレスもなく一人で過ごすことが出来る自分を再認識した。要は自宅で自分のためにいろいろとするのが好きなのだ。
濃厚接触になるであろうことのひとつ「散髪」にも滅多に出掛けない。ロン毛とか髪の毛に乏しい訳ではない。散髪屋でスカッとカットしてもらうのはだいすきだけど、散髪はもう何年も自分で行っているからだ。
まだ「青年期」だったと思うが、北方謙三が自分の髪を自分で切る、ということを知った。それ以来ずっと…ではないが、自分の髪は自分で切っている。
散髪を自分で行うと、もちろん失敗することもあるが、失敗することは随分と減った。少し多目に切るのは2週間に一度くらい。少しだけ調整で切るのは1週間に一度くらい。
周囲がどれ程、僕の髪型に興味を持っているのか知らないが「自分のことは自分でやる」というDIY観点から、自分散髪には納得している。
基本的に使うのは鋤きハサミ2本のみ。
勿論、外でカットしてもらった方が、ちゃんと整っているのだろう。でも、自分で「ちゃんと出来る」のならそれに越したことはないではないか。
「ちゃんと出来ているか」はまだ修行の身なので胸は張れない。散髪の腕前に胸を張れる頃には、髪の毛も薄くなってしまっているかもしれないが、それまでには自信を持てるようになりたい…と思いながら、時折チョキチョキしている。